格安SIM(MVNO)は通信費を下げるために有効な手段ですが、変えた結果使い勝手が大幅に悪くなってしまっては意味がありません。
そこで今回は、毎月の利用状況に応じてどういう契約、持ち方をしたら利便性を大きく損なわずに通信費を下げられるかを考えてみますよ。
※記事内の金額に関しては、特に記載のない限り税抜金額とお考え下さい。
また、記事内で出てくる月額いくらは大体の目安です。
それより高い会社も安い会社もありますが値幅としては数十円から多くて数百円ですのでざっくりとした感覚でご覧くださいね。
あとユニバーサルサービス料は全て無視しています。
お急ぎの方は目次からまとめに飛んでいただければなんとなくわかると思います。
最適な運用のためにまずはMVNOの弱点を知る。
電話回線利用の電話代はMVNOよりキャリアが有利。
MVNOが安いというのは、実はほぼデータ通信に限った話です。
通常の電話回線を使った通話に関しては、安い料金を提供しているのはキャリアの方です。
というのも、キャリアはMVNOに電波帯域を卸売りしているのですが、通話用の回線についてはMVNOが利幅を取れないような高値で卸しているためです。
この通話料は、発信の際に電話代が安くなる番号を自動的に付加してくれる通話アプリをインストールすることで半額(30秒10円)まで下げることが可能です。
OCNでんわ、楽天でんわなどのアプリ(基本料は無料)をインストールしておけば電話代は30秒10円まで下げられますが、こちらはMVNOでも電話回線の契約(データ通信の月額プラス700円程度)が必要です。
対してキャリアの通話料は最高で30秒20円、定額での無制限かけ放題プランが存在します。
スマホだと月額2,700円、ガラケーであれば2,200円で電話はかけ放題となり、長電話を頻繁にする人にとってはキャリアのほうがお得になる場合もあるんですね。
MVNOにも時間などの制限付きでかけ放題のオプションが存在するのでそれについては後述しますが、原則として通話に関しては概ねキャリアのほうが有利ということは覚えておいて下さい。
なお、通話品質にそれほどこだわらないということであれば、データ通信で通話ができるIP電話(050で始まるやつ)や無料通話アプリの利用で通話料を大幅に下げることは可能です。
MVNOは基本的に昼休みの通信速度が遅い。
MVNOはデータ通信にかかる費用を大幅に圧縮できますが、元々の帯域はキャリアから借りている状態です。
安く提供できる分、ユーザーが使える帯域はキャリアに比べて少なくなっているわけです。
そうなると必然的に混雑する時間帯は少ない帯域を多数のユーザーで奪い合う形になり、通信速度が遅くなるというのがネックになってきます。
それが世のサラリーマンたちが一斉にスマホをいじりだす昼休みにあたるんですね。
テキストメインのサイトを閲覧するくらいであればちょっと読み込みが遅くなってイラッとする程度ですが、「昼休みに動画を観ないと午後から働けない!死んじゃう!」という人にとってはMVNOはおすすめできません。
そういう人はキャリアのデータ通信、もしくは準キャリアに位置するMVNOを利用するしかないでしょう。
ここで言う準キャリアとはUQ-mobile、Yahoo!モバイルの2社を指します。
それぞれau、ソフトバンクの子会社で、昼休みでもそれなりの速度が出てキャリアよりは料金も安いのですが、2年縛りの呪いがキャリアと同じように存在しますのでMVNOの枠から外されることも多いです。
キャリアメールアドレスが使えない。
〇〇@docomo.ne.jpとかこの辺ですね。
データ通信をMVNOに切り替えてしまうと当然キャリアの契約は切れてしまいますから、このアドレスは使えなくなります。
SNSが普及する前の簡易な通信手段はキャリアメールでしたので、これがなくなると周知が面倒くさくてなかなか踏み切れないという人も多くいました。
今はLINEやら何やらで繋がっていますので以前ほどキャリアメールの重要性は高くないと思われますが、それでもキャリアメールを維持しておきたいという方はキャリアの契約をぶった切るわけにもいきませんよね。
キャリアのショップにあたる窓口がほぼない。
MVNOはほとんどネット上で完結する半面、キャリアのように対面で相談できる窓口がありません。
実際には豊富な知識を持っているショップの店員さんは多くなく、通常の業務はほとんどただの売り子さんなのですが、トラブルが起きたときに相談できる窓口があることを安心材料と捉える人はまだまだ多くいます。
なのでショップはいつも混雑してますよね。
LINEの年齢認証ができないという弱点も
LINEの年齢認証ができるのはキャリア3社とY!mobile、そしてLINEモバイルだけです。
他のMVNOは基本的に年齢認証は通りませんのでID検索などは使えません。
ただし、抜け道自体はいくつかありますし、現在使用中の端末で年齢認証をすでにクリアしているのであれば端末を買い替えるまではそのまま使えます。
キャリア契約するしかない人はこんな人。
上記を踏まえると、キャリアでの契約が必要になるのは、
- 長電話が多く、通話品質にもこだわりたい。
- 混雑時間帯でも通信速度が必要。
- どうしてもキャリアメールが必要。
- とにかく窓口で話して安心したい。
以上のいずれかに当てはまる人です。
これらをどれだけ妥協できるかが通信費削減の肝になってくるわけですね。
このブログでは、キャリア契約を排除するのが目的ではなく通信費を下げるのが目的ですので、キャリアとの契約を全て除外はせずにそれぞれに適した契約を考えていきます。
知らずに無駄金を払うのが嫌いなんです。
そんなふうに誘導する姿勢も嫌いですけどね。
利用状況に応じたおすすめの携帯電話契約。
電話番号もキャリアメールも不要。ネットをある程度使えればいい、という人はMVNOのデータ契約でIP電話を利用。
電話をほとんどせず通話品質も特にこだわらない、かつ動画などをほとんど観ないので大量のデータ通信を必要としない人の場合は通信料をかなり安く上げることが可能です。
キャリアとの契約はなくなりますのでキャリアメールは使えません。
データ通信1GBの契約で月額500円程度、IP電話の基本料金は0円からありますので、維持費500円での運用は可能です。
1GBでは心許ないという方であれば3GBの契約もあります。
3GBはスマホ利用者のボリュームゾーンですので、プランを用意している会社も多く、他のプランに比べて各社安い価格で競争を行っています。
容量が3倍になっても価格は900円程度のところが多いため、最も割安感が強いプランと言えます。
IP電話では特殊な電話番号(110、119など)にかけることができず、各種サービスの電話番号認証に利用することもできません。
また、基本料ゼロ円のIP電話は契約条件が特殊だったりしますので利用の際は契約内容をご確認下さい。
090や080の電話番号が不要ということであれば、いくつかの不便を享受することでスマホの維持費は最安に抑えることができます。
- 1GBでの運用 月額500円~
- 3GBでの運用 月額800円~
- 5GBでの運用 月額1,300円~
- 10GBでの運用 月額2,200円~
電話番号は必要だけど通話もほとんどせずデータ通信も多くない、キャリアメールも不要という人はMVNOの通話付プラン。
IP電話で運用すれば確かに費用は抑えられますが、電話番号認証ができなかったり、いざというときに110や119にかけられないというのが不安という人はMVNOで通話付きのプランを契約するといいでしょう。
これであれば現在ご利用の電話番号をMNPで継続利用することも可能になります。
ですので「電話番号変えたよ!」の連絡は不要です。
一方、キャリアメールは使えなくなりますので「メアド変えたよ!」の連絡は必要になりますが現在はSNSが普及していますので以前のようなメール一斉送信などが必要になるケースは少ないでしょう。
1GB通話付プランであれば月額1,200円~1,400円程度、3GBでも1,600円~の維持費となります。
電話番号は継続利用したいけどそんなに自分からかける機会がない場合は、MVNOの通話付プランでの契約がおすすめです。
- 1GBでの運用 月額1,200円~
- 3GBでの運用 月額1,500円~
- 5GBでの運用 月額2,000円~
- 10GBでの運用 月額3,000円~
よく電話をかけるけど短い通話が多いという人はMVNOの通話付プラン+制限付きのかけ放題プラン。
通話料に関してはキャリアのほうが優れているのですが、1回の通話が短い場合にはMVNOにもかけ放題のオプションが存在します。
全てのMVNOがかけ放題オプションを用意しているわけではないですが、このくくりに当てはまる人には大きな力になってくれるでしょう。
オプションの内容は様々で、3分までの通話がかけ放題のオプションは月額600円程度から、5分までかけ放題だと800円程度から、10分までだと900円程度からオプションが用意されています。
例えば、MVNO大手のIIJmioで3GB通話付プランに10分かけ放題オプションをつけた場合、基本料1,600円にオプション830円の合計2,430円で利用可能です。
※IIJだけのサービスとして、10分かけ放題オプションをつけるとIIJmio回線同士の家族間通話に限り30分までかけ放題もついてきます。
かけ放題の制限時間を超えた分には30秒につき20円の通話料が発生してしまいますので長電話には気をつけましょう。
連絡手段として電話を多用するが長電話はしないという人はMVNOの通話付プランに○分かけ放題オプションをつけることで維持費を安くできます。
ただし、長電話は通話料が発生するのでご法度です。
- 1GBで運用 月額2,100円~
- 3GBで運用 月額2,400円~
- 5GBで運用 月額2,900円~
- 10GBで運用 月額3,900円~
※↑10分かけ放題オプション利用の場合。
電話魔の人はいっそ2台持ちという選択肢。
電話も頻繁にかけるし長電話もよくするしIP電話じゃ困る、という人については、キャリアが提供する無制限かけ放題を軸にして考えることになります。
どうしても1台で運用したい人はY!mobileのかけ放題オプション。
どうしても1台で運用したいという場合は、Y!mobileのスーパー誰とでも定額を利用することになります。
こちらはデータ通信が月2GBで3,980円の運用となりますが、最初の1年間は月額2,980円と少し安く、最初の2年間は通信量が3GBに増量されています。
つまり時を経るごとに条件が悪くなっていくわけですね。
そしてY!mobileは準キャリアですので、安くするための2年縛りも存在します。
しかしそれでもキャリアで1台運用するよりはだいぶ安く上がるのは間違いありません。
それでいて昼休みの速度低下とも無縁なのは大きなメリットとなる人も多いでしょう。
また、Y!mobileはキャリアほど多くはないですがショップもありますので窓口で相談したいという人には安心材料になるかもしれません。
2台持ちを許容できれば更に安い運用も可能。
2台持ちで構わないという人であれば、スマホとガラケーの2台持ち運用でY!mobileよりも維持費を安くすることが可能になります。
ガラケーでのかけ放題契約はキャリア各社2,200円ですので、維持費はプラスデータ通信費ということになりますね。
ちなみにやはりガラケーの方はキャリア契約ですので2年縛りはついてきます。
また、ガラケーをキャリアで契約することになるので300円程度のデータ契約(iモードなど)を付加することでキャリアメールが利用可能になります。
必要に応じてつけるのもいいですが、パケット代は別にかかりますのでご注意下さい。
長電話の多い人の場合、1台での運用が絶対であればY!mobileの契約が必要になります。
2台持ちで良ければキャリアガラケー+MVNOスマホで契約の幅は広がり、維持費も下がります。
- Y!mobile 2GBでの1台運用 月額3,980円(当初割引あり)
- 1GBでの2台運用 月額2,700円~
- 3GBでの2台運用 月額3,000円~
- 5GBでの2台運用 月額3,500円~
- 10GBでの2台運用 月額4,700円~
番外:よく電話するけど長電話の相手は固定されていて2台持ちが嫌な人はOCNモバイルONEのトップ3かけ放題オプション
OCNモバイルONEでは、変則的なかけ放題プランが用意されています。
その月の通話の相手で通話料上位3名の通話料を自動的に0円にするオプションで、月額850円で付加することができます。
月3人までなら長電話もOKですので、ある程度長電話をしてしまう人が決まっている人にとってはなかなかいいサービスだと思います。
さらに、10分かけ放題オプションも850円で付加でき、両方セットであれば月額1,300円となります。
OCNモバイルONEはデータ通信の契約が他のMVNOより少し高めですが、ニーズにマッチした人であれば通話付きで最も安く上げる方法になるでしょう。
あとOCNモバイルONEでは、「月○GB」の契約の他に1日110MB、1日170MBという変則プランもあります。
つい使いすぎてしまう人向けのプランなのかと思いますが、繰越が1日分までしかないことには注意が必要です。
OCNモバイルONEで10分かけ放題とトップ3かけ放題を契約した場合。
- 1日110MBでの運用 月額2,900円
- 1日170MBでの運用 月額3,380円
- 月3GBでの運用 月額3,100円
- 月6GBでの運用 月額3,450円
- 月10GBでの運用 月額4,300円
※家のプロバイダーがOCNであればセット割で月額200円値引きされるという地味なサービスもあります。
利用状況に応じた携帯電話契約のまとめ
電話回線や通話の利用状況、キャリアメールの有無、運用台数で表にまとめてみました。
昼休みにどうしても動画を観たい人に関しては割愛しています。
Y!mobileやUQ-mobile、キャリアで運用するしかありません。
窓口で相談したい人についても同様に、Y!mobileかキャリア運用が必要です。
キャリアメール必要 | キャリアメール不要 | |||
1台運用 | 2台運用 | 1台運用 | 2台運用 | |
IP電話でも OK |
キャリア かけ放題なし |
データSIM | データSIM +IP電話アプリ |
不要 |
ガラケー従量+データ | ||||
電話回線要 ほぼ受け専 |
キャリア かけ放題なし |
データSIM | 通話付SIM | 不要 |
ガラケー従量+データ | ||||
発信は多いが 短時間 |
キャリア スマホ5分かけ放題 |
データSIM | 通話付SIM +制限付かけ放題 |
不要 |
ガラケー5分かけ放題+データ | ||||
特定の人と 長電話 |
キャリア スマホかけ放題 |
データSIM | OCN通話SIM +トップ3かけ放題 |
データSIM |
ガラケーかけ放題+データ | ガラケーかけ放題 | |||
プロ電話魔 | キャリア スマホかけ放題 |
データSIM | Y!mobile +スーパー誰とでも定額 |
データSIM |
ガラケーかけ放題+データ | ガラケーかけ放題 |
それぞれの維持費は概ね下のとおりです。
↓どうしてもキャリアメールが必要な人向けプラン
キャリア かけ放題なし |
基本料980円+データ基本料300円+通信料2,900円(1GB)~ 合計4,180円(1GBまで) ※docomoの場合 1~3GB 5,280円 3~5GB 6,280円 5~20GB 8,280円 |
---|---|
キャリア スマホ5分かけ放題 |
基本料1,700円+データ基本料300円+通信料2,900円(1GB)~ 合計 4,900円(1GBまで) 1~3GB 6,000円 3~5GB 7,000円 5~20GB 9,000円 |
キャリア スマホかけ放題 |
基本料2,700円+データ基本料300円+通信料2,900円(1GB)~ 合計 5,900円(1GBまで) ※docomoの場合 1~3GB 7,000円 3~5GB 8,000円 5~20GB 10,000円 |
1.データSIM 2.ガラケー従量 +データ |
・データSIM 1台目800円(3GBの場合) ・ガラケー(docomoバリュープラン、指定のガラケーを購入するか他社機持込) 基本料934円+データ基本料300円=2台目1,234円 合計 2,034円(3GB契約) 5GB 2,534円 10GB 3,534円 20GB 5,334円 |
1.データSIM 2.ガラケー5分かけ放題 +データ |
・データSIM 1台目800円(3GBの場合) ・ガラケー 基本料1,200円+データ基本料300円=2台目1,500円 合計 2,300円(3GB契約) 5GB 2,800円 10GB 3,800円 20GB 5,600円 |
1.データSIM 2.ガラケーかけ放題 +データ |
・データSIM 1台目800円(3GBの場合) ・ガラケー 基本料2,200円+データ基本料300円=2台目2,500円 合計 3,300円(3GB契約) 5GB 3,800円 10GB 4,800円 20GB 6,600円 |
キャリアメールを受信するのにキャリア携帯のほうでデータ通信を消費するため、通信定額プランを付加していない場合は別途パケット代が発生しますのでメールの受信が多い方はご注意下さい。
↓キャリアメールがなくてもいい人向けプラン
データSIM +IP電話アプリ |
・データSIM 800円(3GB契約) 5GB 1,300円 10GB 2,300円 20GB 4,100円 ※基本料有料のIP電話を利用する場合は+300円程度 |
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通話付SIM | ・通話付SIM 1,500円(3GB契約) 5GB 2,000円 10GB 3,000円 20GB 4,800円 |
通話付SIM +制限付かけ放題 |
・通話付SIM 1,500円+10分かけ放題900円 合計 2,400円(3GB契約) 5GB 2,900円 10GB 3,900円 20GB 5,700円 |
OCN通話SIM +トップ3かけ放題 |
・通話付SIM1,800円+オプション1,300円 合計 3,100円(3GB契約) 6GB 3,450円 10GB 4,300円 20GB 6,150円 |
Y!mobile +スーパー誰とでも定額 |
・通話付SIM2,980円+オプション1,000円 合計 3,980円(2GB契約) 6GB 4,980円 14GB 5,980円 ※当初1年間は割引あり、当初2年間はデータ増量あり。 |
1.データSIM 2.ガラケーかけ放題 |
・データSIM 1台目800円(3GBの場合) ・ガラケーかけ放題 2台目2,200円 合計3,000円(3GB契約) 5GB 3,500円 10GB 4,500円 20GB 6,300円 |
くどいようですが金額は目安ですのでざっくりとした感覚で見てくださいね。
ご覧になるとわかる通り、電話をたくさんかける場合やデータ通信を多くする場合の契約内容はそんなに極端に安くなるわけではないんですね。
格安SIMを利用するということは、「利用の少ない人は安く、利用の多い人は高くなる、至極当たり前の契約をする」ということなんです。
キャリアのたちの悪いところは、ライトユーザーの境遇を悪くして客単価を無理矢理高くしているという点に尽きます。
真にMVNOに乗り換えるべき人はライトユーザーの方なんですね。
しかし、ライトユーザーになればなるほど携帯電話契約に対する知識は少なくなります。
生活の中におけるスマホの比重が少ないのですから当然です。
従来のキャリアはそのギャップをうまく利用して客単価を高止まりさせて利益を上げているということになります。
なのでライトユーザーの皆さんにこそスマホ契約の中身を知ってほしいと思ってこの記事を書いています。
手取りを月3,000円上げるのは容易ではありませんが、携帯電話代を月3,000円下げることはスマホライトユーザーにとってはそれほど難しくはありません。
ざっくりで作られた上の表を眺めて考え直すだけでも大きな一歩ですので、恐れずに乗り換えることをお勧めしますよ。
個人的におすすめっぽいMVNOを紹介。
という声もあるかもしれませんので、個人的にお勧めしているMVNOをいくつか挙げておきます。
上の表と照らし合わせながらご覧いただければ幸いですよ。
OCN モバイル ONE (docomo回線) |
NTTコミュニケーションズが運営するMVNO大手。 私は今ここを使っています。価格競争には消極的ですが、固定回線のOCN利用者は月200円引きなのでそれで戦える感じです。トップ3かけ放題というトリッキーなオプションを用意している点と、1日○○MBというトリッキーなプランを用意している点が強みです。 意識しないとつい使いすぎてしまう方にはオススメ。 |
---|---|
mineo (3社回線対応) |
キャリア3社全ての回線を用意しているため、現在持っているスマホを買い換える必要がありません。
フリータンクというシステムがあり、契約データ量を使い切ってしまっても月に1GB多く使えるという特典があります。 |
(docomo回線) |
聞き慣れない会社ですがMVNOでは大手の一角。
高速通信を使い切ってしまっても、低速通信時に一瞬だけ速くなるバースト機能を搭載しているので、サイト閲覧くらいは何とかなるという強みを持っています。 同一ID内での家族間シェアなどのサービスもあり複数台運用に強みを持っていたりもします。 |
(docomo回線) |
とにかく料金を安く、ということであればこちら。
全プランで最安レベルを目指すという目標を持っているため、どのプランを選んでも大体最安近い料金になるのが魅力です。 IIJmioの又借りで運営しているためバースト機能も搭載しています。 |
(ソフトバンク回線) |
準キャリアではあるものの、キャリア3社以外で完全無制限かけ放題オプションを用意しているのはここだけ。
他のMVNOよりも料金が高くはなっていますが、昼休みでも速度低下がほとんどないのも魅力です。 キャリア同様の2年縛りがある点には注意が必要です。 |
(docomo,ソフトバンク回線) |
LINEが運営するMVNOです。
LINEの年齢認証を行える数少ないMVNOなので、どうしてもID検索がしたい方はこちらが選択肢として有力になるでしょう。 LINEでのデータ通信は契約データ量を消費しない仕様になっていて、LINEのヘビーユーザー向けのMVNOと言えます。 |
以上がおすすめのMVNOです。
他にもMVNOの会社は複数存在しますので、ご自身に合ったMVNOを探して選んでみるのもいいかもしれません。
とりあえず言えることは、キャリアの料金に不満があるならすぐにでもMVNOに移行してしまうのが得策ということです。
解約金払ってでも逃げたほうがいいよ。
以上です!
