通信費を見直して家計改善

MVNOなら回線と端末のセット購入は悪くない。キャンペーンが強くて半年型落ちのZenfoneが19,800円で手に入った話。

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私がこれまで使っていたスマホのバッテリーがへたってきたので、スマホを買い換えるために会社を乗り換えたお話です。
結論から言うと、端末代19,800円で従来機を上回るスペックと強力な大容量電池を搭載したスマホを買うことができました。
MVNOのキャンペーンを利用するなら回線と端末をセット購入するのもいいかもしれませんね!

※本稿で出てくる金額に関しては特に税込の記載がない限り原則税抜表記です。実際に支払う金額は消費税を加算した金額となりますのでご注意ください。

購入から3年半、ついに限界が来たZenfone Zoom。

私はこれまで、MVNOの1つであるOCNモバイルOneを利用していました。
スマホ端末は別で購入し、「Zenfone Zoom」というなかなかマイナーなものを3年半ほど使っていました。

このZenfone Zoomは発売当初はかなりのハイスペック機で6万円以上支払ったのを覚えています。

三本松
三本松
実はカタログスペック大好き人間です。

使い勝手など不満な点は全くなく順調に利用していましたが、さすがに3年半も経つとバッテリーがへたってきます。
朝充電した電池残量が、大して使っていないのに仕事終わりに20%を割り込むなどかなりギリギリの利用状況で使っていました。

三本松
三本松
ちょっと前までは平気だったのでもう1年半くらい保たせようとしていたのですが儚い夢でした。
毒猫
毒猫
流石に5年は欲張り過ぎじゃない?

買ったスマホをなるべく長く使いたい私は、買い換えるかバッテリーだけ交換して凌ぐかかなり迷い、

  • 当時のハイスペック機種でも現在はミドルレンジ以下。
  • バッテリーはメーカーに本体を送らなければいけない。
  • もちろんその間はメイン機が手元から離れる。
  • Zenfoneの新機種が出るので型落ちが叩き売りされるかもしれない。

などの理由からまるっと買い替えを決意しました。

そしてちょうどIIJmioで強力なキャンペーンを張っており、型落ちではありますがミドルスペック機を格安で手に入れることができるということで実際にIIJmioに乗り換えを行いました。

買い替えを決めたZenfone Max Pro M2は半年型落ちだが全然問題なし!

本当は最初欲しかったのはハイスペック機の「Zenfone6」

カタログスペック大好きな私が当初買い替えを目論んでいたのは、2019年夏に日本発売予定だった「Zenfone 6」でした。

 

このスマホはCPUを始めとするスペックが高く電池容量も5000mAhと大きいため、私が密かにほしいと思っていた機種でした。
そして外側のカメラが回転してインカメラを兼ねるため画面側にカメラ領域がないという珍しい機能も搭載されており、インカメラを必要としない私にはうってつけの新機種でした。

三本松
三本松
正直今でも多少の未練はあります。

しかし、いざ日本での発売が発表されて価格を見ると、なんと税込みで75,000円くらいの価格設定でした。
海外版は500ドルとかで売られていたりして、あわよくば日本版も6万円弱くらいで手に入ることを期待していた私は75,000円という価格設定に絶望しました。
前回のスマホに6万使って今回は更に高い75,000円となると我が家の財務大臣から許可が降りる可能性はゼロに等しく、かと言って小遣いの範囲で買える代物でもありません。
ですので今回はこの新機種の購入を見送ることになりました

三本松
三本松
「スマホに10万とかアホくさ」って常々言ってますしね…。
毒猫
毒猫
それで自分のは7万とか二枚舌もいいとこだからな。

半年前のミドルレンジ「Zenfone Max Pro M2」これで充分だった。

かくして高すぎる新機種の購入を断念したおじさんが次に考えたのは、

「新商品が出るので旧型機が投げ売りされるかもしれない」

という企みです。
そこで目をつけたのが、2019年3月に発売された「Zenfone Max Pro M2」という機種です。

 

こちらはスペックこそミドルレンジですが、ぶっちゃけ私が以前持っていたZenfone Zoomよりも少し性能は高いです
以前に比べてスマホの性能進化は鈍化してきたとはいえ、さすがに3年も経つと価格あたりのスペックはかなり向上するようですね。
これはスマホを買い換える際にはありがたいことです。

そして「Max」という看板に偽りはなく電池容量が5000mAhもあります。
これは私が狙っていたZenfone6と同じ容量です。

ハイスペック機の望みは絶たれましたが、従来機よりスペックを落とすことなく電池が強いとなると価格次第ではこちらのほうが満足度は高い可能性すらあります。

三本松
三本松
同じ電池容量ならミドルレンジのほうが長持ちするであろうという打算もありました。

そして結果的に、このZenfone Max Pro M2は私が利用する上で問題らしい問題は全くありませんでした
よくよく考えてみれば、いくら当時のハイスペック機とはいえ、3年半も前の旧式スマホを使っている時点で現在のミドルレンジスマホで困る理由などないわけです。

そしてこの機種の売りである電池容量ですが、さすが売りにしているだけあって電池が全然減りません
もともとヘビーユーザーではないので参考になるかはわかりませんが、朝出るとき満タンにしていた場合、仕事を終えて家に帰る頃にまだ85%ほどの残量があります
前の機種では初日から40%ほど削れていたことを考えるとやはり電池性能は格段に上がっていると言えるでしょう。

三本松
三本松
今は3~4日に1回くらいしか充電していません。
充電忘れに怯える心配もないですよ!
毒猫
毒猫
充電しすぎるのは電池に良くないって言うしな。

上述の通り、旧型ハイスペック期からミドルレンジ機に乗り換えても性能的な心配はなくむしろ上がっていることも多いです。
ですのでスマホを長めに使っている方は買い替えを機に「価格帯が少し下のスマホを狙ってみる」というのは経済的に良い判断と言えるかもしれません。

安く買うためにIIJmioへの乗り換えを決意。

後継機の狙いをZenfone Max Pro M2に定めたわけですが、こちらは通常、概ね32,000~36,000円くらいの値段で販売されています。
これでもZenfone6と比較すると半額以下ですので、この時点でコストパフォーマンスとしては悪くないと思います。
しかし新機種が発表されたとなると、メーカーはともかく販売店は抱えている旧機種の在庫を早めに売りさばきたいと考えるであろうと思いました。

そしてインターネットで色々価格を調べた結果、

MVNOの回線とのセット売りが一番安い

ということがわかりました。

回線と端末のセット売りというのは、ドコモなど大手キャリアのやり口を良く思っていなかった私にとってあまりいいイメージはありませんでした。
しかし調べてみるとそれはただの食わず嫌いであることがわかります。

大手キャリアのセット販売は回線契約の2年縛りがきついおかげで、バカ高い通信料からの割引や解約金を盾にして顧客の思考停止をいざなう呪いの一種です。

三本松
三本松
最近ソフトバンクが縛りを撤廃しましたが個人的に何か裏があると思っています。

しかし、MVNOにおいては端末セット販売をしたところで特に解約条件が変わるわけではありません。
基本的に音声通話付きの契約は最低利用期間を過ぎさえすれば解約金を請求されることはありませんし、解約月を指定されるようなこともないのです。

三本松
三本松
最低利用期間は、MNP乞食の踏み台にされることを防ぐために設定されています。
毒猫
毒猫
他社の割引使うためにMNPで入ってすぐMNPで出ていく乞食がいるからな。
  • 大手キャリアで解約金無しで解約や乗り換えできるのは2年経過後の2ヶ月間のみで、それを過ぎると翌年の解約月までは解約金を取られてしまう。
  • MVNOは通常、最低契約期間(半年~1年ほど)を経過すればいつでも解約金無しで解約や乗り換えが可能。
  • 音声なしのデータSIM契約であれば解約金の設定がないことも多い。

それまで使用していたOCNモバイルONEは最低利用期間である6ヶ月はとっくに過ぎていましたのでMNPで乗り換えても特にペナルティはありません。
OCNモバイルONEに特に不満はありませんでしたが、スマホ端末の割引を行って新規獲得を狙っている他のMVNOに乗り換えることを決断した次第です。

その中でZenfone Max Pro M2を音声付きSIM契約という条件付きながら最安の19,800円で販売していた「IIJmio」に乗り換えることを決断した次第でございますよ。

型落ち端末はキャンペーンで大幅に値が下がる。狙いの機種を格安GETの上1年間通信料も割引に!

さて私が実際に利用したIIJmioのキャンペーンは2019年9月30日までの「夏トクキャンペーン」というものでした。

このキャンペーンは非常に強力で、音声付きSIMを新たに契約すると

  1. 各種スマートフォンが特別価格。
  2. 初期費用通常3,000円がなんと1円
  3. データ通信料が3ヶ月間1,000円引

となっていました。

私が狙っていたZenfone Max Pro M2は通常32,800円が19,800円となり13,000円の値引です。
投げ売りとまでは行きませんでしたが、かなりのお手頃価格と言っていいと思います。

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三本松
三本松
分割にするメリットは特に無いのでこの記事では一括を前提に進めていきますね。

Zenfone Max Pro M2の他にもOPPOのAX7なるスマホが4,800円(実勢価格2万円強)など、色々安くなる端末がありますので気になる1台を探してみるのもいいかもしれませんね。

スマホの特売の他には、どこにMNPしてもついて回る事務手数料が3,000円からなんと1円の2,999円引き。
さらに3ヶ月間データ通信料が1,000円割引となり総額3,000円の値引きという特典がついてきます。

三本松
三本松
3GBの契約だと1,600円の月額料金が3ヶ月間600円になるんです。
毒猫
毒猫
3ヶ月だけとはいえ6割引はでかいな。

大手キャリアと違って元々の月額が安いにもかかわらずこれだけの値引きを行うとはなかなか思い切ったことをしますね。
正直やっていけるのか余計な心配も尽きません。

三本松
三本松
型落ち端末の在庫処分を無視しても契約者全員に5,999円配ってるのと一緒ですからねえ。

※上記は2019年9月30日までの限定キャンペーンです。それ以降は別のキャペーンを行っている場合がありますのでIIJmioのホームページをチェックしてみて下さい。
ちなみに10月31日までのキャンペーンはこちらです。

端末が特別価格で買えるという特典は機種ラインナップが異なるながらも継続中ですね。
初期費用3,000円の割引はなくなりましたが、データ通信料が3GB増量のうえ代金が3ヶ月間1,300円引きとパワーアップしているようです。

端末の買い替えを考えている方はこちらのキャンペーンに乗っかってお得に買い替えするのはおすすめですよ!

そしてこちらのキャンペーンは既にIIJmioと契約している方でも新たに音声通話付きSIMを契約すれば対象となりますので、2台目を考えている方にもおすすめです。

このように、大手キャリアではユーザーの思考を奪って縛りつけるだけの回線端末抱き合わせ商法も、MVNOではお得に立ち回る手段として有効に使えるということが今回の件でわかりました。

三本松
三本松
正直セット販売というだけで今まで敬遠していたのを後悔しています。
毒猫
毒猫
でもセット販売なら何でもいいってわけじゃないからな?
あくまで内容を吟味して決めるんだ。

キャンペーンでスマホ買い替えを安く上げた話まとめ。

  • 3年半前のハイスペック機でも現在のミドルレンジとスペックは変わらない。
  • MVNOも回線と端末のセット販売を行っていることが多い。
  • MVNOは大手キャリアのような解約月ではなく最低利用期間のシステムなので、最低利用期間以上使っていればいつ解約しても解約金はなし
  • そのためセット販売を活用してお得に端末を手に入れることが可能
  • キャンペーンを張っているMVNOも多く、それを利用してMVNOで乗り換えていくのも有効な手段。
  • 今回はIIJmioの夏トクキャンペーンを利用。
  • 端末の格安販売の他に初期費用や月額を値引くキャンペーンも存在。
  • 元が安いのもあり、分割払いにメリットなし。
  • 乗り換えにあたってはセット販売の内容を吟味してお得なものを選ぶのが吉。

こんな感じです。

スマホを安く利用するにあたっては、大手キャリアを利用している(縛られている)人はまずスマホ端末と電話回線を分けて考えることからスタートしなければいけません。
この考えは今でも変わっていません。

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格安SIMの基本。SIMとスマホ端末は別物なので分けて考えようの話。「格安SIM」とか「格安スマホ」という単語を聞いたことがあると思います。 しかし、結局どういう仕組みで安くなっているのか、今までの携帯...

キャリアに紐付いているスマホ端末は大体XperiaとかiPhoneとか高価な端末であることがほとんどですが、そうでないSIMフリー端末と呼ばれるものはスペックの低いエントリーモデルからハイスペックまで様々です。
そしてほとんどの人(キャリアに縛られているような人は特に)はミドルレンジ程度のスペックがあれば充分足りるため、わざわざ高いお金を出してハイエンドモデルを買う必要はないのです。

  • スマホは10万近くかかるのが普通ではない。
  • 性能に応じて価格はピンキリ。

ということは忘れないでください。

そしてスマホ端末の値引きは、大手キャリアのように高額な通信料から見せかけの値引きを行うパターンだけではありません。
MVNOでは新規獲得や在庫処分のために通信料を原資とすることなく端末の値引き販売を行いますので、それをうまく活用することをオススメします。

正直な話、MVNOの月額通信料に関しては準キャリアを除き大差なく、どこに乗り換えてもキャンペーンで受ける恩恵が無意味になることはそうそうありません。
ですので、最低利用期間に引っかからないようにこういったキャンペーンを積極的に使っていくのはスマホ端末代を圧縮するためには良策と言えるでしょう。

スマホの買い替えを考えている方はぜひキャンペーンなどを利用してお得にスマホをゲットしてください!

三本松
三本松
私は今回買ったZenfone Max Pro M2で4年は戦える!

おまけ:どうしてもハイスペックのZenfone6を安く手に入れたい方は

私は75,000円出せずに新機種であるZenfone6を断念しましたが、中にはどうしても新機種がいいという方もいるかも知れません、
実は新機種でもMVNOのセット販売で少し安く売り出されるときがあります。

例えば実勢価格税込み75,000円程度するZenfone6であれば、「OCN モバイル ONE」の音声付きSIMとセットで購入すると税込67,824円で売られており、市場価格より1割くらい安く手に入れることが可能です。

三本松
三本松
もともとOCNだったワイ涙目。
OCNM1Zenfone6-01

まだまだ安い価格とは言えませんが、セットで買うと結構な値引きが受けられるので新機種がほしい方も積極的に狙う価値はあると思います。
いろいろ調べてお得にスマホを買い替えていきましょう!



なお、MNP限定で9/24のAM11時までの間は更に5,000円の値引きが受けられるそうですのでZenfone6を買おうと思っている方はお早めに!

三本松
三本松
あとオプション契約でさらに最大3,000円引きらしいですが、正直こちらは必要な感じはしませんので状況に合わせてご判断ください。

以上です!

↓新機種Zenfone6を狙っている方はOCNへ。



↓キャンペーンが強力なIIJmioはこちらから

ABOUT ME
三本松
AFP・2級FP技能士。 北海道根室市出身、都内在住の妻子持ち社畜。 零細メーカーで経理をやりながら野良FPとして勉強中。 無知故に若い時間を無駄にしてしまった経験から、 過去の失敗などで学んだことを記事にして発信しています。