お恥ずかしい話ですが私は何も知らない学生時代、マルチ商法に引っかかったことがあります。
幸い(?)貧乏だったので損害は1万円ちょっとくらいでしたが、もっと金額の大きいマルチにのめり込んでいたら人生が狂っていたかもと思うとゾッとします。
こんな馬鹿な若者がいたと笑うもよし、参考にするも良しなのでお気軽に読んでみてくださいな。
Contents
厳格な父の元でひねくれて育った若者が上京。
↑100%カモです。
私は北海道の片田舎で割と厳格な父の元で育ちました。
父はお金に対してかなりしっかりしており、「貯蓄は正義、浪費は悪」という考えでしたが、なぜか私はそれを継承することなく育っていきました。
私は割と今でも、「どうにかして楽して稼ぎたい、できれば働きたくない」と考える方なのですが、若い頃はもっとこじらせていて何かと一発逆転を夢見るどうしようもないやつでした。
そんな人間が親の庇護を離れて東京で一人暮らしをするわけですから、そこから搾取しようとする悪い大人が見逃すはずはありません。
大学3年生くらいのときにマルチ商法の魔の手にあっさりかかってしまうことになります。
両親は私を育てる間、お金周りの話などはなるべく深入りさせない方針でした。
上京してからも親から聞いたお金の話は、せいぜい年金の猶予特例の話くらいです。
ましてやマルチなどのあまりよろしくないお金の話など、親と話す機会もないまま学生生活を送っていた事になります。
これは別に親が悪いとかそういう話ではありません。
ごく一般的な家庭でお金の話に突っ込まないというのは普通のことですし、私がマルチ商法に絡め取られたのが親のせいというわけでは断じてありません。
私が欲に目がくらんで軽率な行動をとったのが原因であることは先にお断りしておきます。
とりあえずこの記事で伝えたいことは、その手の商法に引っかからないためには、闇雲に避けて隠して育てても親の庇護から離れた途端に向こうから絡め取りに来る可能性は極めて高いということです。
マルチ商法とねずみ講の違い。まあどっちもクソはクソです。
別に覚えておく必要はありませんが、世間で一緒くたにされやすいマルチ商法とねずみ講の違いについて一応触れておきます。
まず、ねずみ講に商品は存在せず、入会した人が支払った会費を紹介者への報酬に充てています。
つまり、入会できる人がゼロになった時点でシステムが破綻することが確定しており、日本の法律では完全に違法です。
一方マルチ商法は、売れた商品代金の一部を紹介者や販売者の報酬に充てるため、制約はあるものの一応継続性のあるビジネスとして適法となっています。
別物と言ってもこの2つの商法に共通することがあります。それは
- マルチだろうがねずみ講だろうがどっちもクソ
- のめり込んだらろくな事にならない
という点です。
マルチの商品でいいと思うものがあればそれを買うのは勝手なんですが、知人を売る側に引き込むようなシステムはどう贔屓目に見てもろくなものではありません。
手口云々以前にマルチとわかった時点で誘ってきた人からは距離をおいたほうがいいです。
これは間違いありません。
ましてや自分も熱を上げて知人を勧誘するなんて愚の骨頂と言っていいでしょう。
幸せな生活を送りたいのであればマルチシステムの一員で実現できるなんて甘い考えは捨てましょう。
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私が引っかかったマルチの手口。多分どれも似たようなもん。
私が学生時代に1回引っかかったのは「スカイビズ」とかいう名前のインターネットサービスです。
うろ覚えではありますが、
- 年間110ドルかかる
- 簡単にホームページを作れるソフトが使える
- 一定人数紹介するとキャッシュバック
みたいな感じでした。
当時は家庭にインターネットを引くこともそこまで普及していない時代でしたが、いかにして私が引っかかったのかを少し書いていきますね。
マルチの手口1:マルチとは言わない。
これは違法なのですが、マルチ商法の勧誘員はマルチとは絶対に言いません。
もちろんマルチという言葉のイメージは世間的にすこぶる悪いため、その言葉を使いたがらないのは理解できます。
いつの間にか「ネットワークビジネス」という言葉が出てきて、あたかもマルチではないかのような言い方をすることもあるようですが、
「ネットワークビジネス」=「マルチ商法」
ですのでこれは覚えておいてください。
話は戻りますが、こちらが「マルチか?」と疑っているのを察すると、口八丁の説明であたかもマルチとは違うものであるかのように錯覚させる言い回しを行い、最終的に話題をすり替えて勧誘を再開します。
私のときはこんな感じでした。
ちなみにこの人、知り合いでも何でもありません。
スカイビズの話を持ってきた知人が、説明をするのに大学の学食までわざわざ呼んだ人で、バリバリ初対面です。
初対面でこの馴れ馴れしさ、おおよそビジネスとして人に物を売る人間の立ち振舞ではありませんよね。
勝手に同志とか仲間意識とかを振りかざすのもマルチの特徴かもしれません。
多分社会人なのに平日の昼間にスーツを着ているわけでもなく大学生と似たような格好してましたしね。
高い粗利を広告費にかけない云々。
口コミだけでも成り立つ高い品質云々。
その分頑張った人に還元して云々。
とまあ今聞けばマルチの謳い文句そのものなんですが、何も知らない若者はこれでマルチと違うものなんだと思い込まされてしまったわけです。
マルチの手口2:ありもしない未来を語る。
ホームページを作れるソフトと聞き、まず私が最初に思ったのは、「ホームページよりもまずプロバイダーサービスがほしい」ということです。
当時はまだ家庭へのインターネットがそこまで普及しておらず、私もインターネットを利用するためには学校のコンピューター室を使っている状況でした。
そこで勧誘の人にその疑問をぶつけてみます。
今は実現できていないけど日本の法律に合わせて準備しながら認可を待っているところだよ。
アメリカではすでにそういうサービスもやってるしね。
この時点で私は「ほどなくプロバイダーとして使えるなら現段階で契約しておいてもアリかな」という気分にさせられてしまいました。
もちろんこれらの話は嘘です。
その後もプロバイダーとしてサービスを提供しているという話は聞きませんでしたし、何なら2003年くらいにはもう破綻していましたから。
しかし若い私はその話を鵜呑みにし、学生にとっては大金である110ドルというお金を振り込むことになります。
注意しなければいけないのは、この手の勧誘員は目の前の人に対して平気で嘘をつく人間であるということです。
「普通のトーンで息を吐くように嘘をつく」これが彼らのすごいところでもあります。
結局は目的のために手段を選ばない人達が勧誘員としてそれなりに実績を上げるのでしょう。
「マルチの未来の話は全部嘘」と思っておいたほうがいいでしょう。
マルチの手口3:過去の成功例をなぞっている風に装う。
マルチの勧誘員にされた話で印象に残っているのが1つあります。
それが「携帯電話の成功例の話」です。
それが今はどう?1人1台の時代でしょ?
今は誰もHPなんて持ってないけどきっとこの先はみんながメディアを持つようになるんだ。
私はこんな話をされて割とその気になっていました。
まあ多くの人間がメディアを持つようになるというのは、現在のSNSの普及からみるとあながち間違いではありませんでしたが、この話は冷静に考えるとツッコミどころは満載です。
- 携帯電話の話はスカイビズと何ら関係ない。
- 携帯電話と同じようにHP保有が一般化するとは限らない。
- 仮に総メディア時代が来たとしてもスカイビズが軸となる保証はない。
- 仮にスカイビズが伸びたとしても構成員に還元されるわけではない。
- 極論スカイビズが儲かろうが構成員の報酬は紹介した分だけ。
ざっと挙げただけでもこれだけのツッコミどころが存在します。
この手の商法は過去の成功例を引き合いに出してあたかも同じように成功するものであるかのように勧めてきますが、元の成功例は全く別の話です。
ましてや彼らが成したものでもなんでもないわけです。
そしてその先同じように組織自体が成功の道を歩んだと仮定しても、マルチである以上紹介した人しかその利益は享受できません。
普及するにあたり多少勧誘がしやすくなることはあるかもしれませんが、組織の利益と会員の利益は全くの別物です。
これを一緒くたにしてしまう未来の話に意味はありません。
マルチの手口4:やたらと勝ち負けで分けたがる。
これは多分各種マルチによく見られる手法かと思いますが、世の中の人を勝ち組と負け組で分け、勧誘対象者を「勝ち組になるチャンスを得た人」として扱いたがります。
でも負け組から勝ち組にのし上がるのは不可能じゃないんだ。
そのチャンスが我々にはあるってこと。
おっさんになった私にはバカなセリフにしか聞こえないんですが、これは野心を持って上京したピュアな若者には意外と効きます。
まして一発逆転を夢見るアホな若き私にはすごく魅力的に聞こえてしまったわけですね。
両極端な例だけを見れば勝ち組負け組ははっきりと分かるように思えますが、実際の社会はそんなに単純ではありません。
一足飛びに一番下から上までなんていうのはそれこそ宝くじと同じ夢物語なんですが、若さゆえにそれが受け入れられないんでしょうね。
マルチの手口5:勝ち組の人のセミナーに誘う。
上記の勝ち組負け組からの流れで、わけのわからないセミナーに誘ってくるのもマルチではありがちな手口です。
初めに勧誘してきた人よりももっとマルチ的に上位の人が、
- 自分がどれだけ儲かっているか。
- 儲かったら何が買えるか、何ができるか。
- 儲けるための心構え。
- その商品の素晴らしさ。
を大勢の人の前で語るアレです。
私はその手の集まりはめんどくさかったので雑に断りましたが、もしセミナーに行っていたら洗脳されてのめり込んでいたかもしれないと思うと恐ろしいですね。
ちょっと興味が出ているくらいの人を捕まえて、煽って煽って集団心理により引きずり込むセミナーはおそらく素人はタダでは帰れないんじゃないでしょうか。
何の勧誘でもそうですが、セミナーに誘われたら全力で逃げることをお勧めします。
百害あって一利なし!
マルチに引っかかった間抜けな若者のその後。
マルチに引っかかってしまった決め手は?
実は私がマルチに手を出す決め手となったのは上のどれでもありません。
勝ち組負け組の話には揺れましたが、それでも「身銭を切ってまで乗るような話なのか?」という疑念は払拭できませんでした。
私が乗ると決めてしまったのは実は、
それで可能性が広がるなら安いもんじゃないかな。
という一言でした。
これで決めるような人間もなかなかレアな気もしますが、おそらくこの勧誘員は、
- 夢のある話だけしても疑念が消せないひねくれ者。
- ギャンブル好き。
というのを話している間に見抜いたんじゃないかと思います。
「1万賭けてあわよくば膨大なリターン」という、博打好きに1番効くギャンブル性を最後にぶち込んできたわけです。
賭け事大好きな私はこれでコロッと行ってしまったんですね。
そして友達を誘ってみるも、そこで無理ゲーと気づく。
そして私は意気揚々と大学の友達にスカイビズの話を持っていき勧誘を始めることになります。
ここで私が一つ大きな間違いを犯してしまいます。
私は序盤に勧誘員からされた夢のある話などを全てすっ飛ばし、「面白いギャンブル」として友達に紹介してしまいます。
そして友達の多くは私ほどギャンブル好きではありません。
友達のほとんどは、
軽くあしらわれました。
数少ないギャンブラーの友達も、
それよりスロット行こうぜ!
と、取り付く島もありません。
よくよく考えてみれば私には人の心を動かすようなスキルや話術など微塵も持ち合わせていません。
それを思い出すのにそう時間はかかりませんでした。
こうなってくると努力の嫌いな私は友達の勧誘を早々に諦めます。
となり、私のマルチ勧誘生活はこれで終わりを告げます。
110ドルの払込が終わってから1週間あまりで負け戦が確定しました。
今考えてみると、私の諦めの速さや努力嫌いのおかげで友達を失わずに済んだのは幸運とも言えるでしょう。
もし私がギャンブル感覚でなく、スカイビズに心酔して友達を勧誘しまくっていたらその友達をすべて無くすことになっていたかと思うとゾッとします。
諦め早くてほんと良かったわ。
マルチで儲かる人は何でも儲かるという真理。
この手の話になると私は3種類の人がいると思うのです。
- 天才的にポンポン勧誘を成功させる人
- 努力と試行錯誤で契約を勝ち取る人
- 端っから向いていない人
基本的に、1番に該当するマルチとか宗教とかで勧誘をサラッと成功させる人というのは特殊な人間と思って差し支えありません。
なんか引き込まれる感じで気づいたら契約しちゃう、もう魔法使い。
普通の人はこういう特殊スキルを持つ輩と同じ結果は出せません。
天才を目指すだけ時間の無駄です。
もう別の世界の人ですので、無視して生活しましょう。
2番の努力型ですが、これは頑張ってなれないことはありません。
経験や場数を活かす事もできるので徐々に結果が出てくることもあるでしょう。
しかし、
そのリソースをマルチに割くのはこれも無駄です。
結局マルチというのは、個人事業主と同じで自分の人脈でなんとかしなければいけない上、その大部分が勧誘されても後々感謝されることはありません。
勧誘に成功しなかった人脈はあなたから離れていくことでしょう。
つまり、勧誘するのと同時進行で人脈の形成を行っていかないといずれ枯渇するのです。
しかも、マルチ絡みの人脈以外のところで探さなくてはいけません。
マルチ内での人脈を増やしたところで彼らはもう会員かもしくは既存会員のお手つきですからね。
そして人脈を作ったそばからマルチに勧誘して嫌われていく、
どう考えても効率が悪すぎます。
しかも商品によっては自ら在庫を抱えてしまいますからね。
- 人脈形成
- 勧誘
- 在庫管理
- 資金繰り
これら全てを自分一人でやらなければならないと考えると、マルチの報酬って安すぎませんかね?
だったら、普通の会社の営業として働いたほうがよほど待遇が良いと思います。
- 勧誘対象の選定(マーケティング)
- 在庫仕入管理
- 資金繰り
これらを会社が請け負ってくれる上、完全歩合給とかでなければ固定給までもらえてしまうわけですから。
新規開拓の営業なら成功した分ちゃんと歩合給も出ますし。
何より従業員として働けば、知識さえあればちゃんと労働基準法に守られます。
マルチ商法 | 営業職の会社員 | |
報酬 | 完全歩合(売上の数%~数十%?) | 固定給+歩合給(会社による) |
勧誘対象 | 自分で探す | 会社がある程度用意 |
在庫管理 | 自腹で仕入れ・自分で管理 | 会社が仕入れて管理 |
労働基準法 | 個人事業主なので無視 | 適用される(ブラックを除く) |
雇われも良し悪しですが、マルチで上っ面の夢を追うよりは営業職の会社員のほうがずっと高待遇なのは間違いありません。
マルチは数ある営業形態の中で最悪の労働環境だと思ってください。
マルチで試行錯誤して成果を出せるなら、会社の営業マンとしてならもっといい結果が出ます。
マルチにリソースを割くのは損であることを知ってください。
最後に3番目のそもそも向いていない私のような人間も存在します。
これはもう営業すら向いていないので事務職で頑張ってください。
もう勧誘なんて無理な人には無理なんですよ。
2と3の境目は曖昧かもしれませんが、少なくとも同じ結果が出せるまでに必要な努力量は個人差があります。
それが膨大だと感じたり、その努力に著しい苦痛を感じるならそれは早めに離脱したほうがいいでしょう。
ましてやマルチで儲かる未来なんていつまで経っても見えてきません。
たまにマルチを勧めてくるくせにどう見ても生活が苦しそうな人がいます。
これは周りはおろか自分すらも見えていない人なんですが、なぜか続ける根性だけはあるというなかなか不思議な人です。
私には理解できませんが意外と多いんですよね。
続けることが常に正義だというのは嘘です。
「継続は力なり」という言葉もありますが、そんなものはケースバイケースなんですよ。
向き不向きを早く見極めて動くことは、思考停止して続けることより有用です。
このように、マルチで成功するのは①の特殊スキルホルダーだけなので、普通の人間がそんな魔法使いになれるとは思わないほうがいいです。
そして①に該当する人については、他人のマルチを売り歩くより儲かる方法はいくらでもあるでしょう。
何やったって売れるんですから。
結局マルチ商法の会員になるのが最善手という人はこの世に存在しないのです。
結局遠ざけるだけではマルチからは守れないのでは?
私が見事にマルチに引っかかった例からもわかるように、親がお金の汚い話から子供を遠ざけることは、必ずしもマルチから子供を守ることにはつながらないというのはおわかりいただけたかと思います。
むしろ、マルチであれば会社員よりも待遇が劣悪であるということを子供に教えておけば安易に引っかかてしまうことも減るのではないでしょうか。
もしこれを呼んでいる方で、お子さんがこの先大学進学などで一人暮らしをする予定の方がいましたら、遠ざける方向ではなくむしろデメリットを知らせる方向でお子さんを守ることを検討してみてはいかがでしょうか。
大学は新たな人間関係ができる一方、親の庇護が届かずそれを狙った悪者も安易に構内に侵入できてしまいます。
無菌室に置いておくより免疫を育てたほうが結果的に被害を減らせると思いますよ。
マルチを断り切れない人は、「目の前の人に悪く思われたくない」という心理が働いてズルズル行ってしまうという人も多いかと思います。
お子さんに限らずもしそういう人が周りにいたら、
マルチの勧誘員は敵とみなしてOK
ということを植え付けてあげてもいいかもしれません。
大概マルチの人間は無理だと思ったら勝手に離れていきますし、逆恨みからわざわざ距離を詰めてまで攻撃してくるほど暇ではありません。
彼らは勧誘対象以上にお金に困っているのでそんな暇はありません。
マルチの勧誘員なんかに嫌われても元々他人ですから損害なんてないんですよ。
そんな連中と関わりを持ち続ける未来のほうが100%絶望的です。
少し話が逸れたような気もしますが、私が子供を育てる際には、
- お金の話を遠ざけない。
- マルチは手口から話す。
- マルチの勧誘員は友達ではないことを話す。
- 無碍にしても損はないと教える。
ということを意識していこうかと考えています。
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マルチにひっかかりたくない話のまとめ。
- お金の汚い話から距離を取る教育は必ずしも子供の身を守らない。
- マルチの手口は様々、いくつか知っておいたほうがいい。
- マルチは嘘の未来で人を引きつけるが現実はゴミ。
- マルチと言わないマルチはむしろ悪質。
- セミナーに誘ってきたら完全にマルチ。
- セミナーに行ったら契約するまで帰れない可能性もあるので絶対参加しない。
- マルチは夢を語ってはいるが実際は割の悪い個人事業主。
- マルチでローンを組むとか最悪。手持ちがないなら諦めよう。
- 手持ちがあっても手は出すな。
- マルチで稼げる人は普通の会社ならもっと稼げる。
- マルチで金持ちになれるのは一部のチート人間だけ。
- マルチの勧誘員に嫌われることを恐れるな。
- マルチの勧誘員は敵に回しても損害はないので強気に出よう。
- 継続は力じゃない。うっかり引っかかっても離脱は早めに。
- っていう話は自分の子供にはしておきたいな。
何も知らないままマルチに引っかかってお金をドブに捨てた私のような人間が1人でも減ってくれることを願ってやみません。
もしあなたがマルチやそれっぽい商売で少しでも夢を見ているならこれを読んで思いとどまって下さい。
もしあなたがお子さんの一人暮らしなどを控えて心配であればこういうこともあるという話をお子さんにしてあげて下さい。
マルチは未成年を狙わないことも多く、大半は大学生になってちょっとわかった気になってきた大学3年生(現役生も20歳以上)をメインとして的にかけてきます。
私の場合は幸運にも(?)1万円ちょっとの損失で済みましたが、中にはローンを紹介してウン十万のお金をむしり取るマルチも数多く存在します。
そんなマルチからは年の功でお子さんをぜひ守ってあげて下さい。
最後にもう一度。
マルチとか全部クソ!
以上です!