子育て雑記

町田リス園に子連れで行ってみた実録レビュー。空いてるときに行ったほうがいいかな…。

町田リス園手乗りリス未満

9月の3連休中日に、町田リス園に2才児を連れて行ってみました。

小規模な施設ではありますが、子供はある程度満足してくれたのでその模様を記事にしてみます。

「町田リス園」の基本情報

町田リス園

所在地:東京都町田市金井町733-1
営業時間:10:00~16:00
4~9月の日曜・祝日のみ17:00閉園
定休日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)
6・9・12月第1火曜日~金曜日
年末年始
入園料:中学生以上400円、3歳以上200円、3歳未満無料
団体割引、障碍者割引あり

おむつ替え台:トイレに設置
授乳室:なし
喫煙所:なし(完全禁煙)
その他施設:自動販売機(飲料・アイスクリーム)、休憩用ベンチ、売店など

都内で運営されている動物施設としてはなかなかお手頃な値段で入園することができますね。

町田リス園までのアクセス

小田急線、JR横浜線の町田駅からバスで20分ほどかかります。

小田急線町田駅北口を出て、21番バス乗り場から55系統の「野津田車庫行」または53系統の「鶴川駅行」に乗車し、「薬師池」で下車します。

我々は小田急線で向かいましたので、まず北口方面の改札を出ます。

町田駅出口

わかりにくいですが、この出口を右に出て線路沿いを少し進みます。

町田駅線路沿い

ここをまっすぐですね。
少し進むと踏切がありますのでそこを左折します。

町田駅21番バス乗り場周辺

矢印のあたりがバス停です。
町田駅は大きい駅なので大きいバスターミナルを想像していましたが全くそんなことはなく、なかなかわかりにくいバス停でした。

おそらくこれが小田急線改札から階段がなく、ベビーカーでも難なくバス停まで行けるルートです。

毒猫
毒猫
町田の地理に明るい人がいたら
そっちに従ったほうがいいよ。

バスの乗車方法は中乗り前降りです。
バス中央の出入り口から乗車し、右側にある読み取り機にパスモをかざすか整理券を取ります。

降りるときに前方出口の読み取り機にパスモをかざしてから降ります。
パスモ無しで整理券を取った場合は、整理券と一緒に必要運賃を現金で支払機に投入すればOKです。

運賃は距離で変わりますので、車両前方のモニターに表示される運賃を、整理券の番号と照らして確認して支払いましょう。

この料金システムは地方では一般的なのですが、都心部の均一料金でしかバスに乗ったことのない方はご注意下さい。
妻はこのタイプのバスに乗るたびに四苦八苦しています。

町田リス園の最寄りバス停は「薬師池」です。
降りてから少し進むと向かい側に看板が見えてきますので怯まず進みましょう。

リス園入口

 

町田リス園のコンテンツ詳細

町田リス園の入口にはなぜかケバブ屋が…。

まずは入口です。

町田リス園入場口

入場口では左側の矢印付近にある券売所で入場券を購入して入ります。

中学生以上400円、3歳以上中学生未満200円です。
我が子は2才児なので大人2人で入場します。

買ったチケットは真ん中にある小屋的なものの中にいる人にもぎってもらい、右側は進入禁止です。

町田リス園入場口ケバブ屋

そしてなぜか進入禁止の先には繁華街でよく見る移動ケバブ屋が営業しています。

トルコ人と思しき人が、

ケバブ屋
ケバブ屋
ケバブ!
ケバブ!

と叫び続けていました。

三本松
三本松
どういう経緯で提携したのか気になりますねぇ。

実際に買えるのは入場したあとで、入場してから右に迂回して買うことができます。
まあ買いませんでしたけど。

ちなみに退出後の再入場はできません。

毒猫
毒猫
再入場できないのにチケットもぎる意味あるのかな?

 

手作り感と若干の狂気を感じる園内

入場してすぐ正面には、観光地などによくある顔出しパネルがあります。

町田リス園顔出しパネル

手作り感がいい味出していますね。

そしてその裏手にはベビーカー置き場があります。
リスとのふれあい広場はベビーカーの乗り入れができず、その他のコーナーもそれほど広くないため、入園中はそこにベビーカーを停めておく必要があります。

その案内板がこちら。

ベビーカー置き場案内板01 ベビーカー置き場案内板02

こういう作風なのか狙ってやっているのか判断に困るところですが、それなりのインパクトは残せているのでまあ奏功しているのでしょう。

基本的に案内板は全て手書きです。
狂気を感じる画風はともかくこういった手作り感は嫌いじゃありません。

町田リス園にある動物コーナーあれこれ

まずはケージ内のシマリスがお出迎え

入場口から左側に目をやると、大人の目の高さくらいの位置にリスのケージがあります。

ケージ内リス展示

こちらのリスには餌やりはできません。

放し飼い広場にいるのはタイワンリス、このケージで飼われているのはシマリスです。
同じリスですが競合してしまうため分けているものと思われます。

町田リス園のメインコンテンツ、リス放し飼い広場

入場ゲートから左前方に進んだところには、町田リス園のメイン施設であるリス放し飼い広場の入口があります。
リスの脱走を防ぐために、二重の手動扉をスタッフさんが厳重管理しています。

リス放し飼い広場入口

建物を抜けると広めのスペースがあり、そこでたくさんのリスが放し飼いにされています。

ふれあい広場スペースには、おそらく近くの小学生が授業で工作したと思われるリス小屋が点在しています。
クラスと名前がでかでかと書かれた小屋もあり、なかなか微笑ましい背景が見て取れたりもしますね。

リス小屋01

と思えば、

リス小屋02

なんと城住まいのリスもいるようです。
天守閣に住まうリスが存在するのはここだけではないでしょうか(適当)。

さて、町田リス園に訪れる主目的でもあるリスとのふれあいですが、まずは例の狂気を纏う案内板が我々を迎えてくれます。

リス注意案内板01 リス注意案内板02

手袋はエサ売り場の隣で無料貸出を行っていますので用途に合わせて借りるといいでしょう。
町田リス園側としては全員両手ガードを推奨しています。

リス用のエサは1袋100円です。

リスがお腹いっぱいだったため、エサ売り場では「1袋で様子見」を勧めていました。
我が家も1袋だけ購入してみましたが、今回はそれでも持て余すくらいに食べてくれませんでした。

空腹状態であれば、

リス餌付け01

このように手からエサを食べるのですが、3連休の中日で午後とあってやはり空腹のリスはそう多くはありません。

りすぐうたら01

多くのリスはこのように影でゴロゴロしているか、リス同士でじゃれ合っている状態でした。

三本松
三本松
まあエサ目的以外は人間に用なんかないですからねえ…。

そして放し飼い広場にはなぜかゾウガメがいます。
公式サイトによると名前はジュンコだそうです。

ゾウガメ01

悠然たる歩みで主の風格を醸し出していますが、たまに人の通るスペースにうっかり出てきてしまい、子どもたちに囲まれる災難に遭うことも…。

ゾウガメ02

 

ちょっとシュール「うさぎふれあい広場」

入場口から左方向に目を向けると、うさぎと触れ合えるスペースがあります。

ふれあい広場外観

ここで申し込みを行ってうさぎと触れ合うのですが、うさぎのストレスの関係なのか頻繁に申し込み停止を行っているようでした。

1度に決まった人数だけが柵の中に入れ、全員がベンチに座った状態でうさぎを膝の上に乗せて愛でるというシステムになっています。

申し込めるのは安全上3歳からでしたので、2才児連れの我が家は利用を断念しました。

ちなみに実施されたときの光景はこんな感じです。

うさぎふれあい広場

うさぎを抱いている本人は癒やされMAXだと思いますが、傍から見ると少しシュールですね。

毒猫
毒猫
シュール以前に写真がわかりにくいな

 

モルモットにもエサをやれるコーナー

うさぎふれあいコーナーの隣には、モルモットのコーナーもあります。
奥にあるエサ売り場で餌を買い、それをモルモットに与えて癒やされるシステムになっています。

モルモット01

モルモット用のエサは1皿100円で、キャベツの葉が数枚と、人参をスティック状にカットしたものが2本ついています。

リスに比べるとよく食べますが、多くのモルモットたちはキャベツより人参の方を好んで食べていました。
キャベツは与えても途中で飽きて落としてしまう子たちが多い一方で、にんじんスティックは人間の手から強奪するようにして食べ、近くのモルモットがそれを奪いに来て争奪戦を行う展開になることもあります。

モルモット02
三本松
三本松
こっちとしてはちゃんと手から食べてほしいよね…。

 

なぜか青大将も・・・要る?

モルモットコーナーの隣にはなぜか青大将のケージがありました。

個人的に蛇は嫌いですので覗き込んだりもせず、姿を確認していないので写真もありません。

申し訳ありませんが蛇嫌いにつきご容赦下さい。

毒猫
毒猫
青大将逃げ出したら他の動物全滅するんじゃ…。

 

出口は売店から

園を出るときは売店を通過します。
売店の外側向けの出入り口がそのまま退園口になっているイメージですね。

出口売店01

ここではリスやうさぎのぬいぐるみなどが販売されていたり、特製のソフトクリームが200円で売られていたりします。

売店内全体

また、売店に入ってすぐ右側にはテレビが置いてあり、そこには地面目線で撮影したリスの活動する様子が収められた動画がループ再生されていました。
これはなかなかいい動画でしたので訪れた際にぜひ見てみて下さい。

あとなぜか力士のぬいぐるみが売られています。
理由はさっぱりわかりません。

 

町田リス園を子連れで遊んでみた所感。

施設自体はかなり小規模。混んでるとリスは構ってくれない

我々が想像していた以上に小規模な施設でした。

今回訪れたのは3連休の中日ということもあり、たくさんの人で賑わっていましたが、感覚的には施設のキャパを完全にオーバーしていましたね。

午後に入園したのですが、リスは満腹で餌の食べが悪く人間にあまり構ってくれません。
また、昔訪れた牛久大仏のタイワンリスと比べるとあまり人馴れしていない感じが見受けられました(※現在牛久大仏ではタイワンリスと触れ合うことはできません)。

できれば平日に来園したほうがリスもストレスが少なく餌の食べもいいかと思います
来園者の中には、たくさん餌やりをしたいがために開園待ちをしてリス放し飼い広場に駆け込む猛者もいるようですので、もし休日しか行けないという方は開園ダッシュも有効だと思います。走る必要はありませんが。

子連れでも割と安心して遊べる施設

園内にはカップルなどもたくさんいましたが、家族連れがメイン層です。
乳幼児連れも結構な割合でいました。

小さい施設ながら、ベビーカー置き場にはそれなりのスペースを割いていました。
おむつ替え台はトイレに設置してあります。
授乳室はありませんので乳児をお連れの方は授乳ケープなどの用意をお勧めします。

全体として小さい子供を連れて遊びに行ってもあまり心配せず遊ぶことのできる施設には違いありません。
リスと触れ合えるとは言ってもリス側の居住地深くには人間が入れないように区分けされていますので、子供がリスとの距離感を誤ることによってリスの反撃で怪我をする危険性も抑えられている印象でした。
リス側から人間の方に深入りしてくることもありませんので、とりあえず手袋をしていれば子供も特に怪我をする心配はなさそうです。

 

都内でリスと触れ合える町田リス園まとめ

  • 町田リス園は小田急線・JR横浜線町田駅からバスで向かう。
  • バス停は意外とわかりにくいので注意。
  • 料金は大人400円、小人200円、各種割引あり。
  • かなり小規模で、連休はキャパーオーバー気味。
  • 狂気を感じる看板の存在感。
  • タイワンリスはすぐにお腹いっぱいであまり構ってくれない。
  • 餌やりを満喫したい場合は、空いている日に行くか開園ダッシュ。
  • 3歳以上であればうさぎと触れ合うコーナーもあり。
  • モルモット餌やり体験も可能。
  • なんで青大将なんか飼ってるの…。
  • 子連れにもお勧めできるいい施設。

だいたいこんな感じです。

入園料はかなりお手頃で、この価格で家族3人楽しめるのでコストパフォーマンスはかなりいいと言えるでしょう。
全体を通して子連れに優しい施設ですし、2歳児連れでも親子ともどもかなり楽しめます。

欲を言えば、周りの土地にも余裕があるんだからもう少しスペースに余裕をもたせて作っても良かったんじゃないかな、とも思います。
まあ現実的には厳しいんでしょうけども。

ちなみに今回かかった金額は以下の通りです。
新宿までの移動費は家バレ防止のため除外しています。

電車代:新宿~町田 往復2名   370×4=1,480円
バス代:町田~薬師池 往復2名  238×4=952円(Pasmo利用時、現金だと960円)
入園料:大人2名(2歳児は無料)   400×2=800円
エサ代:リス用1個、モルモット用1個   200円

合計:3,432円

移動費のウェイトが高めなのはちょっと気になるところですが、家族3人が3,432円で半日楽しめるのであればまあ悪くはないと思います。
町田まで近い方であればもう少し電車代安いですしね(逆も然りですが…)。

手軽に小動物と触れ合える施設としてはかなりおすすめですので、近場で遊び場を探している子連れの方にはおすすめな施設ですので是非どうぞ!

 

以上です!

ABOUT ME
三本松
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。 三本FPラボ経営。 北海道根室市出身、都内在住の妻子持ち社畜。 零細メーカーで経理をやりながら野良FPとして勉強中。 無知故に若い時間を無駄にしてしまった経験から、 過去の失敗などで学んだことを記事にして発信しています。