共働き家庭だと子供のお勉強に割く時間はなかなか確保できないものです。
日々の家事育児に追われつつもなんとか子供に文字を覚えさせたいと考えた我々夫婦は、追われている時間の中で教育を施すアイテムをみつけましたので今回はそのお話です。
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ひらがな・カタカナの勉強は毎日のお風呂で。
共働き家庭ではどうしても子供と過ごす時間が少なくなりがちで、子供に対して文字を教える機会も限られてきます。
それでも幼児教育くらいは保育園以外でもある程度やっておきたいという親の願いはつきないものです。
その中で私が子供の頃、実家の壁に貼ってあった50音表の存在を思い出しました。
私自身は特に親から仮名を教わった記憶もありませんでしたが、その50音表が私の識字に役立っていたのではないかと思いました。
我が子にも同様に50音表を買って壁に貼っておこうと考えたのですが、どうせなら親が教える機会を同時に持てないかとさらに考えます。
そこで思いついたのはお風呂の時間。
お風呂の時間は半強制的に親子の時間が取れますので、防水性の高い50音表を探してみることにしました。
なかなかわがままな要望かと思ったのですが、そんな夢のようなアイテムはあっさり見つかります。
という訳で我が家で買ったお風呂用の50音表をひらがな・カタカナに分けて紹介していきますよ。
お風呂用ひらがな50音表。水で壁にくっつくタイプなら何でもOK。
まず最初に買ったのがひらがな用の50音表です。
これに関してはそんなにこだわりはありません。
水で壁にくっついて簡単にはがせるものなら何でもいいと思います。
これをお風呂のときに壁に貼っておくと割と子供が興味を示すので、聞かれるがままに教えてあげればOKです。
貼る時は裏側をシャワーで少し濡らしてあげて、位置が決まったらシャワーをかけながらシワを伸ばしてあげれば壁にくっつきます。
はがす時は角をつまんではがすだけです。
風呂場の竿らしきところにかけておけば勝手に乾きますよ。
我が家は子供が2歳くらいからこれでひらがなを勉強し、早生まれながら保育園の2才児クラスの中ではひらがなを読めるようになったのはかなり早い方でした。
カタカナ50音表はひらがなが書いてないものがベター。
さて、ある程度ひらがなを覚えてきたら親としては欲が出てきて「次はカタカナだ!」となります。
しかしカタカナの50音表を買う上ではひらがなに比べて若干注意が必要です。
それは子供が、「ひらがなが書いてあるとそっちを読んでしまう」という点です。
ですので、カタカナを覚えさせるのであればひらがなが併記されていないものがいいでしょう。
そして我が家で購入したものはこちら。
こちらはひらがなが併記されていないので、しっかりとカタカナを学ぶことが出来ます。
左側にはおまけ的に濁音、半濁音、拗音もついているよくばりセットです。
そしてなぜかローマ字(訓令式) や手話(表音)もあり、カタカナを覚えたあとのボーナスステージ的なものも備えているようです(使わないと思いますが)。
2枚目の50音表ということで、
という疑問も出てくるかと思いますが、これに関してはあまり心配しなくてもいいと思います。
子供にもよるかもしれませんが、1枚目のひらがな50音表と2枚目のカタカナ50音表について子供は別個のものとして認識しているようです。
2枚の50音表を関連付けて場所で覚えるよりも現在書いてある字を覚えるほうが子供にとって楽なようで、基本的にひらがな50音表の配置でその場だけを凌ぐ傾向は我が子には見られませんでした。
我が家ではカタカナは上記の昭文社製のものを使用していますが、これには1つだけデメリットがあります。
この製品は角が尖っているため、貼る際に角が体に刺さると地味に痛いです。
特にお風呂場では裸がデフォルトですので角から身を守ることが出来ません。
まあ逆に言えばデメリットはこのくらいで、この昭文社製のものはひらがな併記もなく濁音や拗音などもカバーしているのでかなり気に入っています。
お風呂で文字学習のメリット。
親子の時間を有意義に使える。
特に共働き家庭では、子供の学習時間を確保するのは大変です。
家に帰ってきてからも食事の準備や寝る準備などに追われることも多いでしょう。
そんな中お風呂だけは子供一人で入れさせるわけにもいかず、親子の時間はお風呂だと確実に取れるわけです。
そのお風呂の時間を単にお湯をバチャバチャして終えてしまうよりは有意義に使えているような気がしませんか?
もちろんお湯バチャバチャの時間が無駄ということはなく、それはそれで大切な経験かもしれません。
まあでもバチャバチャで終わるのは2歳くらいまでで充分じゃない?というのが私の個人的な見解です。
他のおもちゃが少ないので50音表に興味を示しやすい。
我が家では最初、リビングの壁に50音表を貼り付けようかと考えていました。
しかし上記の理由の他にもう一つお風呂にした理由があります。
それは、
「リビングには50音表よりも興味を示す対象が多すぎる」
という点です。
せっかく50音表を買っても子供が興味を示さなければ意味がありません。
そういった意味ではリビングには他の誘惑が多すぎるんですね。
我が家を例に取ると、
- 大量のぬいぐるみ
- らくがき帳とペン類
- 折り紙
- マグフォーマー
- カタミノ
- テレビ
- 親のスマホ
- その他おもちゃや家電
などなどざっと見ただけでもこれだけの誘惑があります。
こんな中に50音表を壁に貼ったところで子供が字を覚えるまでしっかりと興味を持つとは限りません。
むしろ貼りっぱなしで終わってしまったり、親が無理やり誘導することで逆に文字や勉強が嫌いになったりする可能性まであります。
その点お風呂場では他の誘惑がリビングに比べて極めて少なく、50音表自体に興味を示す確率ははるかに高くなるでしょう。
導入するタイミングとしては、今お風呂場に置いてあるおもちゃに飽き始めたときがベストかも知れません。
うちの子はアヒルのおもちゃに飽き始めた頃に50音表を導入したので、驚くほどあっさりと興味を示してくれ、スムーズに字を覚える喜びを体得してくれました。
着脱が簡単。壁に穴を開けたり汚したりの心配は無用。
地味なメリットとしては、壁を汚さずに済むというものがあります。
リビングなどの壁に貼り付ける際にはどうしても画鋲で壁に穴を開けたり、テープで粘着させる必要が生じます。
大した汚れや穴ではないのですが、賃貸だと敷金の関係でどうしても気になってしまいます。
その点お風呂で貼るタイプのものは水の表面張力でくっつけるので、壁を汚す心配は全くありません。
そして貼るのにはもちろん道具は要らず、どうせ使うであろうシャワーで水を掛けるだけというお手軽設計です。
お風呂から上がったら剥がして突っ張り棒にかけておくだけですので特にメンテナンスも不要です。
また、通常の紙ではないので濡れて破れることもないですし、子供が多少雑に扱っても破れないくらいの耐久性はあります。
リビングに貼ったときのように、「テープ部分を残してちぎれてしまう」といった悲劇も起きませんので安心して使えますね。
風呂場に50音表を貼って文字教育のまとめ。
- ひらがな、カタカナを覚えさせるのは風呂場が良い。
- 水で風呂場の壁に貼れる50音表があるよ。
- ひらがなは貼れるタイプなら何でもOK。
- カタカナの50音表はひらがなが併記していないものを選ぼう。
- 貼りっぱなしはカビの危険があるので出るときに剥がそう。
- 風呂場の突っ張り棒に干しておけば勝手に乾くのでおすすめ。
- 風呂場は他の誘惑物が少ないので50音表自体に興味を示しやすい。
- 水でくっつくので画鋲やテープは不要、壁を汚さずに済む。
ちなみにAmazonで50音表を買う場合は書籍扱いとなるので、書籍まとめ買いクーポンが使えますのでこちらも地味にお得です。
お子さんの文字教育に水で貼れる50音表を是非どうぞ!
以上です!