ブラック企業は全部潰れろ

ブラック企業勤めの後遺症の話。染み付く前に逃げ出してしまおう!

ブラック企業02

私は複数のブラック企業からなんとか逃げ出して今の仕事に就いています。
そんな中、私が仕事中などにふと感じる後遺症のようなものがありますのでそれについて書いていきます。
結論としては、

「染み付く前にブラック企業から逃げ出してしまえ!」

ということなのですが、ブラック企業から逃げることを厭わなかった私でも軽い後遺症みたいなものを抱えています。
うっかりブラックで頑張ってしまっている方の中には既にこれ以上の症状が出ている方もいるかも知れません。
それでもブラック企業に居座り続けることにメリットはありませんので、なるべく早く逃げ出すことをおすすめしますよ。

おっさんが感じるブラック企業で植え付けられた後遺症もどき。

巷では、ブラック企業で働く社員が自殺まで追い込まれるなど深刻な問題が顕在化しています。
私は幸い「殺されるくらいならバックレる」という信念に近いものを持っていたため重篤な健康被害は免れました。
しかし、それでも働いている中で「これもしかして後遺症?」と感じることがあるのです。

もし自覚のない人たちがこの記事を見て何かに気づき、ブラックから1人でも多くの人が逃げられるようになれば幸いでございますよ。

電話が死ぬほど嫌いになった。

これは別の記事でも触れていますが、迷惑電話営業をしていた会社で身についたものです。

ブラック企業02
ブラック企業で若い時間を1年以上も無駄にしてしまった話。中身のない会社は様子見なんかしてる場合じゃないよ、の話。若い頃にブラック企業で1年半働いたときの話です。 辞めることは悪でも無責任でもありません。 若い頃の失敗が誰かの役に立てば幸いですよ。...

私が昔勤めていたブラック証券会社では、朝8時に出社して8時半にタイムカードを切ったあとはひたすら迷惑電話営業を行っていました。
休憩は11時半から12時半の1時間だけ、それが夜の8時まで続きます。

三本松
三本松
タイムカードは夕方5時に切らされていました。

電話は1日700件から多い日で1000件ほどかけるのですが、世の中の大多数の人は営業電話はろくでもないものとわかっています
そのためまともに話を聞いてくれる人など1日に1人2人いればいい方で、99%以上の人は冷たくあしらったり、話の途中ですごい音を立てて電話を切ったり、いきなり怒鳴りつけてきたりと酷いものでした。

今思えば仕事中にいきなり電話で「株買いませんか?」なんて電話が来たらそれ自体気分が悪いのでそういう行動を取るのも無理はありません。
それでもやはりこちらも人間、冷たい対応の1つ1つがダメージとして蓄積されていきます

その結果、現在の仕事でも他社にに電話をかけるのに腰が引けてしまうようになりました
たとえそれが業務用必要なもので相手にとっても必要な電話だとしてもです。
電話を掛けるという行為自体を体が拒否し、受話器を持って番号を押しているときも心臓が締め付けられるような感覚が襲ってきます。

電話がつながって話をしているうちはまあ普通に話せるのですが、話が終わって電話を切る際に再度トラウマが襲ってきます。

相手が電話を切ったときの「プツッ」という音がものすごい恐怖に感じてしまうのです。

その音がまた自分の心臓を締め付けてくるので、電話の終わり際には即座に受話器を耳から離し、相手が実際に切る前にいち早く自分から切ろうとする癖がついてしまっているのですね。

終わり際に別件で再開される可能性があるので、本来は相手が切るまでこちらからは切らないのが望ましいというのは頭ではわかっているのですがどうしても体が拒否してしまいます。
もしかしたらこのせいで電話の相手に「何だこいつ」と思われたこともあるかもしれません。
それでもダメなものはダメなのです。

三本松
三本松
嘘みたいですが本当の話です。

精神論に対しての過剰な嫌悪感。

大体のブラック企業では精神論が横行するものです。
それはブラック経営者が理屈抜きに業績の不振を従業員のせいにできる便利なツールに他ならないからです。

  • 気合が足りん。
  • とにかく頑張れ。
  • やる気の問題。
  • 考えて工夫せい(具体例なし)。
  • 数をこなしてこそ見えてくるものがある。
  • 気持ちが入ってないと相手にはわかる。

こんな感じの叱咤風罵倒を数え切れないほど受けてきた私には、これらを想起させる精神論が上席の口から出てきた瞬間に眉間にしわが寄ってしまいます

もちろん精神論のすべてが悪というわけではありません。
頑張ることは大事ですし、その先に見えてくるものが全く無いということもないでしょう。

それでも私は、精神論がブラック企業の便利ツールとしていいように使われているさまを見てき過ぎてしまったのかもしれません。
上席が軽い気持ちで口にした精神論でも、それを受け入れる事はできずしばらくの間完全に心を閉ざしてしまうようになってしまいました。

心の中では、

三本松
三本松
頑張れ?言ってるてめえだけ頑張れや。俺が頑張るかどうかは俺が決めるんだよ!

といった軽く意固地な感じに反抗心が育っていってしまうわけです。

毒猫
毒猫
面倒くさいやつだな。

スポンサーリンク




「帰っていいよ」という言葉にイラッ。

残業をしていると上席から「おいもう帰っていからな」といった言葉をかけられます。
この場合は特に説教や罵倒の延長で出るものではなく、単純に遅くまで居られても困るために出てきた言葉です。
しかし私はその何気ない言葉一つにもちょっと気分が悪くなります。

以前勤めていたブラックでは、平社員の退社時間はもれなく上席の管理下にありました。
直接的に「帰るな」「帰れ」というパターンだけでなく、夜は帰っていい雰囲気とそうでない雰囲気を明確に使い分けて社員が早く帰ることを妨げているような職場でした。

※↓自分で判断して20:30に帰ったら嫌味を言われた話です。

帳簿01
ブラックあるある。理不尽にキレるボスに閉口した。【ブラック税理士事務所の話その2】ブラック企業ではよくある、「理不尽にキレられる」ですが、昔勤めていた事務所では理不尽さのレベルが尋常じゃなかったよ、というお話です。...

これらの帰社時間管理のせいで、定時後の行動について上席にとやかく言われること自体に嫌悪感を抱く謎の防衛機能が身についてしまいました。
上席に「もう帰っていいからな?」とか言われようものなら心の中では、

三本松
三本松
は?定時過ぎたんだから帰る時間は仕事と相談して自分で決めるわ。
自分の都合で帰ってほしいならそうお願いしてみろや!

くらいの勢いで反抗心ゲージがMAXになります。もちろん口にはしませんが。

毒猫
毒猫
ヤベえ奴じゃんそれ。
三本松
三本松
多分ブラックの時代からそうやって心のバランス保ってたんだと思う。
当時は全然自覚なかったけど。

トラウマは簡単に身につく。その前にさっさと見切るのが吉。

現状ブラックで働いている人にとって、上記のような小さなトラウマというのは目の前の忙しさに隠れて自覚しにくいかもしれません。
しかし、それらの小さな異変は時間を経るごとに着実に体を蝕んでいきます。

もし今あなたが職場で奴隷的な扱いを強いられているのであれば、何らかの後遺症はそれほどの時間を要さずにあなたの体に定着してしまうでしょう
私がブラック証券会社に勤めていた期間はわずか1年半未満、ブラック税理士事務所も3年に満たない短い期間です。
そして私はブラックを認識してから、辞めることを見据えてそのブラックで割と適当に働いていました。
それでも上記のようにヘンテコな防衛本能らしきものが後遺症としてしっかり残ってしまっているのです。
ブラックで働いている人は自覚のないまま変な呪いをかけられているに等しいんです。

そしてブラックで働くひとは目の前の仕事に忙殺されて思考が停止します。

落ち着いたら転職しよう。
今は転職活動する気力も時間もない。

これではブラックの思うツボです。

ブラック企業にとっては従業員が立ち止まって考える時間をいかにして奪うかが至上命題ですし、それを連綿と行ってきているので思考停止させる手口に関してはプロなんです。
ですからもちろん、いくら耐えたところで転職活動の暇など与えられるわけがありません
そしてその間も呪いは着実に体を蝕んでいきます

いずれやめようと考えているのであれば行動は早いほうが絶対いいです。
あなたがこの先一番若いのは今ですし、一番体力ゲージが残っているのは今なんです。

この先若返ることはありませんし、ブラックに勤めている限りこの先気力が今より充実することもありません。動くなら今なんです。

確かに転職活動は面倒ですし、一時的に無職になることに対する不安もあるでしょう。
しかし複数回転職した経験から言うと、いざやってみたら思いの外サクサク進みます。
引き止めさえ振り切ることができれば晴れて自由の身、あとは普通に就職活動するだけです。
あなたが思っているほど誰もが1つの会社に固執しているわけではありませんので、勇気を持って退職しましょう。

そして若ければ若いほど次がすぐ決まります。
あなた個人にとっては一番若い今が転職のチャンスと言ってもいいでしょう。
転職市場においては前職の経験よりも若さのほうが価値が高いです。
ましてブラックの職歴なんてクソほども役に立ちません。

ブラックで消耗して後遺症のようなものを育むか、将来において一番若い今をチャンスとして次へ向かうか、どちらがこの先幸せなのかは明らかです。
ブラックに対する見切りは早ければ早いほうが得ですよ!

スポンサーリンク




ブラック企業のせいで後遺症を患った話まとめ。

  • 迷惑電話営業をさせられて電話嫌いになる後遺症を発症。
  • 電話営業のブラック勤務期間ははわずか1年半(営業実働10ヶ月)。
  • 電話をかけるのも取るのも切られるのも嫌になる。
  • 何気ない「帰っていいよ」までがNGワードに。
  • 精神論など消えてなくなれ、の精神。
  • ブラックじゃない職場になってもトリガーは無数にある。
  • そんな後遺症が身につく前にブラックからは逃げよう。
  • 転職市場で最も価値が高いのは若さ。
  • 今以上に若くなることなんてないのでいずれ辞める気なら今が一番有利。
  • ブラックなんて全部潰れてしまえ!

こんな感じです。

ブラック企業でトラウマを植え付けられるというのは割とよくある話なのですが、勤務期間がそれほど長くなくても着実に育っていきます。
私もたかだか各数ヶ月~3年弱のブラック勤務でここまで長引くようなトラウマが残るとは思ってもみませんでした。

三本松
三本松
しかも最後のブラック辞めてから10年経過しています。
この先治る気がしません。

ブラックで疲弊している方は「いずれ辞めてやる」という思いでダラダラ働くよりも、後遺症が定着する前に、また一番市場価値の高い若いうちに思い切って転職を始めてみたほうがいいですよ、というお話でした。

以上です!

ABOUT ME
三本松
野良の1級ファイナンシャル・プランニング技能士。 副業として「三本FPラボ」経営。 北海道根室市出身、都内在住。 基本は零細メーカーで経理をやりつつ、金融機関に属さない野良FPとして日々勉強中。 無知故に若い時間とお金を無駄にしてしまった経験から、 過去の失敗などで学んだことを記事にして発信しています。
関連記事