ブラック回避

ブラックあるある。理不尽にキレるボスに閉口した。【ブラック税理士事務所の話その2】

帳簿01

企業を構成しているのは人ですが、ブラック企業においてもその点に変わりはありません。

ブラック企業ではよくある度を過ぎたパワハラですが、当時勤めていたブラック税理士事務所では至極理不尽な理由で切れられることがよくありました。
今回はそんなお話です。

その1はこちら

帳簿01
求人の募集要項には嘘ばっかり。時給計算したらはボーナス込みで657円だった。【ブラック税理士事務所の話その1】昔勤めていた税理士事務所がブラックだったという話。 ブラック看破の参考になるかは定かではありませんが、もしよければ下を見て安心してください。...

このシリーズの登場人物紹介はこちら(まだ出てない人もいます)

人物01
昔勤めていたブラック税理士事務所の登場人物。ブラック税理士事務所で働いていた話に出てくる主な登場人物一覧です。 別に読まずに困ることはありません。...

前段。キレだしたら長いし無意味。

仕事上でミスをしたりしたらまあ怒られるのは当然です。

それでもここの所長はバカみたいにすぐ切れる上に、一旦キレると自分が疲れるまで長々と説教をします。
その説教内容は人格非難を多分に含み、今後に生かせるような内容は一切なく、ただ時間の無駄でした。

論理的に全くつながらないような個々の事象を引き合いに出して
「だからお前は〇〇なんだ!」
と怒鳴るのがお決まりのコースです。

まあそのへんの矛盾を指摘しても更に長くなるだけなので、一旦キレられてしまったらただただ嵐が過ぎ去るのを待つだけの状態です。

それでも自分のミスが原因であれば、懲罰的な意味合いで再発防止には一役買うということもあるかもしれません。
しかしこのブラック税理士事務所では、何のミスもないのに不条理に長々とキレられるということがしばしばありました。

今回の記事はその中で特に印象に残っているものを綴ったものです。

毒猫
毒猫
10年以上も前のことなのに相当根に持ってるよな。
三本松
三本松
当たり前じゃん。
やられた方は絶対忘れないし、雇用関係ない状態でやられたらぶん殴ってるかもしれないくらい腹立ってるからね。

領収証分類を床に広げてキレられる事件

働き出して5日目くらいでしょうか。
ド新人の私は税理士事務所としては基本の仕事である、領収証やレシートから起票する仕事を主に受け持っていました。

その日は所長が客先に直行だったため、その奥さんが事務所に詰めていたんですね。

私が自分の席で日付ごとに領収証を分けていると、所長の奥さんが言いました。

奥さん
奥さん
あーダメダメそんなやり方じゃ。

と言うとおもむろにデスクの上にある領収証の類を持って隣の部屋に行きました。

ちなみにこの事務所はマンションの一室を(内緒で)無理矢理事務所として利用している1LDKのスペースです。
デスクが置いてあるのがLDKの部分で、隣接した本来寝室だった部屋は壁をぶち抜いてあり、コピー機と応接机が置いてあります。

奥さんはその部屋へ行き、コピー機の前の床部分に領収証の類を広げました。

三本松
三本松
一体この人は何をやっているんだろう…。

と思いながら眺めていると、床に座った状態でその広めのスペースを使い日付ごとに分け始めました。
マンションの一室なので床が汚いわけではないのですが、普通は机の上でできることをわざわざ移動して床でやるのかという衝撃を受けました。
しかし異論を挟もうにも相手はこの事務所の所長の奥さん、いわば幹部です。
既に所長の頭がおかしいことに感づいていた私はこう思うわけです。

三本松
三本松
これがこの事務所のやり方なのか…。
意味はなさそうだけどこのやり方にしないとまた所長に無意味にキレられるんだろうな…。

ですので面食らいながらも私は床に領収証を広げて仕分けを行います。
その日の領収証の仕分けはそれで終わり、普通に起票しました。

翌日、新たな領収証の仕分けを行うため、私は領収証の束を持って隣室に行き、コピー機の前でそれを広げて仕分けを始めます。

するとそれを見た所長がいきなりキレだします。

ボス
ボス
三本松お前何ふざけたことやってんだ!!
三本松
三本松
はぁ!?(心の声)
ボス
ボス
何地ベタで領収書広げてんだよ!
そんなバカなやり方してねえで机戻れよ馬鹿野郎!
誰がそんな事教えたよこの野郎言ってみろ!

 

何だこのトラップ…。

誰が教えたか言えと言われたので、

三本松
三本松
所長の奥さんが教えてくれましたが…。

と言うしかありません。すると、

ボス
ボス
ウチのがそんなやり方教えるわけねえだろ馬鹿野郎!
人のせいにすんな!

だそうです。

なんで聞いたんだよ…。

どうやらここの夫婦はお互いの言動を勝手に決めつけており、意思疎通というものは行われていないんだなということがわかりました。

「領収証を床に広げて仕分けするのが変だなんてこっちだって思うわ!
いくら素人だって誰にも言われずそんなやり方するわけねえだろ!
それでもこのクソみてえな事務所なら強要しかねないと思ったから従ったんだろうが!
あと聞いといて人のせいにするなとか言うなら聞くなボケ!」

という心の声を全て押し殺して、

三本松
三本松
はは…、普通やんないっすよねぇ。

と精一杯の嫌味でその場をやり過ごしました。

その後に続いた人格非難を含む説教の内容は一切覚えていません。
6日目にして既に聞く気はなくなっていましたから。

ちなみにこの話を古参従業員のYさんに話したところ、

Yさん
Yさん
ああ奥さんでしょ?
あの人は心が風邪ひいてるから言うこと真に受けない方がいいよ。

という実用的なアドバイスをもらいました。

Yさん
Yさん
心が風邪ひいてる

この表現は生涯忘れることはないと思います。それくらいしっくり来ました。

所長の奥さんはこの後もたまに事務所に顔を出すことになりますが、この人から教わったやり方は所長の前で実践することは一切やめました。

つけろと言われたラジオをつけてキレられる事件

どこの会社でもある程度あるとは思いますが、新人は雑用をこなす必要があると思います。
この事務所でもご多分に漏れず雑用は存在し、入所初日にいくつかの雑用を命じられました。

その中で、「出勤したらまず机を拭いてラジオをオンにする」というものがありました。
この事務所では就業中のBGM代わりにラジオを流しているんですね。
出勤時にそれをつけろと言うだけの話です。
これは所長本人に指示されたものです。

そして半月ほど経ったある日の朝、いつものようにラジオをつけると、たまたまその日だけ朝からいた所長にいきなり怒鳴られます。

所長
所長
お前何ラジオなんかつけてんだよ!
これから仕事すんのにラジオ聞きながらやる気かよ!
三本松
三本松
はぁ!?(心の声)

上でも述べましたが、上記の作業を指示したのは他でもない所長本人です。
奥さんが所長不在時に出した指示でも、私の勘違いでも何でもありません。
事務所にあるラジオはそれ以外の用途などなく、ラジオをつけないのであればそこにおいている意味もまったくないものです。

その前の日までは仕事中にラジオは流れていましたし、何なら2日前にも朝からいた所長の目の前でスイッチを入れています。

そこである日いきなりキレだすんです。
もう訳がわかりません。

まあそれでも私自身はラジオに対して1ミリも執着していませんので、いきなり怒鳴られたことに対しての憤りはありましたが仕事が一つ減ったのでまあ良しとしました。

毒猫
毒猫
いやこれ、良しとしてる書き方じゃないよな?
三本松
三本松
当たり前じゃん。
ここのおっさんの理不尽は一生忘れないよ。

 

質問に答えただけで時間差でキレられる事件

入所から1ヶ月くらいたった頃だったと思いますが、ある日自分の仕事をしているといきなり質問されました。

ボス
ボス
おい三本松、自由が丘って何区だ?

いきなり何だよとは思いましたが、そんなことを尋ねても長くなるだけですので素直に答えます。

三本松
三本松
確か目黒区だったかと。
ボス
ボス
そうか。

その場はそれで終わりました。
1ヶ月も経つと所長と話すのも苦痛になっていますので、さっさと終わったことに私は安心して仕事を続けます。

しかし数十分後、

ボス
ボス
おい三本松ふざけんな!
目黒じゃなくて世田谷じゃねえかよ!

そんなはずはありません。
自由が丘は間違いなく目黒区です。

あーそうなんですねーで終わらせようかとも思いましたが、この所長相手では目黒だったときに後々八つ当たりを食らいそうなので引き下がるわけにも行きません。

三本松
三本松
いや目黒区のはずですけど。

と抗弁すると取引先の住所と思われる紙を持ってきて、

オラ見てみろよ、世田谷区奥沢って書いてあるじゃねえかよ!

奥沢??

自由が丘はどこ行ったんだろうと思い、

三本松
三本松
自由が丘の話では?

と聞いてみると、このおっさんはとんでもないことを言い出します。

ボス
ボス
自由が丘はここの最寄り駅だろうがよ!
俺が聞いたのはこの会社の住所の話だ!!

・・・

・・・

いや知らんがな。

確かに自由が丘は奥沢近辺ではありますが、自由が丘は何区かと聞かれて世田谷区奥沢ですと答えるのは馬鹿かエスパーくらいです。

そしてさらにこのおっさんはありえない言葉を続けます。

ボス
ボス
大体な、自由が丘は目黒区なんて誰でも知ってんだよ!

 

・・・

・・・

絶対嘘だろ。

 

自由が丘が目黒区だと知らなかったのはそれはそれで悔しかったのでしょうか、なんかよくわからん見栄を張ってマウントを取りに来たわけです。もうキモい。

全てを勢いで有耶無耶にしようとしているのがあまりにもわかりやすくて言葉も出ませんでした。

三本松
三本松
はぁ…。

とだけ言い残して所長に背を向けて仕事を続けました。
何かその後も言い訳なのか罵倒なのかよくわからないことを怒鳴り散らしていましたが今となってはよく覚えていません。

意味不明にキレられるブラックあるあるまとめ

まとめというほどの事は特にありませんが、謂れのないことでキレられるというのはブラックではありがちだと思います。
しかし当時勤めていた税理士事務所ではこんな感じの叱責(罵倒)が日常で行われていました。
ここまで来るとただのパワハラではなく病気なんじゃないかと思うほどです。

Yさんの話によると、新人が入っても3ヶ月と保たず辞めていくそうですが、こんなのを日常的に繰り返されたらそりゃ辞めるでしょうね。
我ながらよく3年弱も続いたと思います。

もし万が一、このような理不尽な扱いに思い当たる節がある方、そこは間違いなくブラック企業です
大企業などで頻繁に異動があるのであればそれを待つのもありかもしれません。
しかし異動の少ない企業やそもそも異動のない中小企業の場合、不条理に耐えることで得られることは何一つありません

三本松
三本松
ストレス耐性なんてあれ嘘ですからね!
パニックのトリガーが増えるだけです。

パワハラに耐えながら仕事したって効率は下がるだけです。
パワハラを回避することにリソースを割いてキャリアアップなんて無理に決まってるんですよ。

せっかく入った会社ですから転職の面倒くささは痛いほどわかりますが、ブラックで消耗するほうが何倍もリスクや無駄は大きいです。
ブラックに入った時の手間はサンクコストとして忘れて下さい。
次に行ったほうが絶対に幸せになれますので、勇気ある決断を期待しています。

↓今は転職雑誌よりも転職サイトが転職のメインツールになってます。

 

逆にホワイトの人は…
その会社を大事にして下さいね。

以上です!

帳簿01
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ABOUT ME
三本松
三本松
北海道根室市出身、東京都内在住の中年妻子持ちサラリーマンです。 せっかく大学まで出たのに若いうちの時間を浪費してしまいましたが、自分で納得の行く人生を取り戻すべく現在も奮闘中です。 主に過去の失敗から学んだことを記事にして発信しています。