歳をとってくると若い頃には全く無かった体の不調がいくつも出てきます。
大した記事でもありませんが今回はその悩みのうちの1つを安価でしのいだお話です。
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「夜中や寝起きに喉がカラカラ」というおっさんあるある。
世のオジサンがたは多分共感してくれると思いますが、ある年齢から「朝起きたら尋常じゃないほど喉がカラッカラ」だったり「夜中に喉が乾いて目を覚ます」といったことが増えてきませんか?
おそらくこれ自体が大病の兆候とかそういった話ではないとは思うのですが地味にしんどいですよね。
以前住んでいたボロマンションは寝室と台所がすぐ近くにあったので、喉の乾きで目が覚めても台所へ行き冷蔵庫のお茶を飲んで寝直すだけで済んでいました(それでもそこそこ面倒でしたが)。
しかし現在は3階建ての狭小戸建で私の寝室は1階、台所は2階です。
そのため夜中に目が覚めたら階段を上がって台所へ行かなくてはなりません。
正直おっさんにとって寝ぼけ眼で階段の上り下りは危険ですし、目覚めた時間が朝方(起床時刻の1時間前とか)だったりすると、
- 喉がカラカラで起きる。
- 布団から出る。
- 階段を登って冷蔵庫へ。
- お茶を注いで飲む。
- 階段を降りて寝室へ。
という行程を行ったあとに残り1時間ほどをきっちり寝直せるかという大きな問題が生まれます。
また、起床時に喉が乾いている場合においても、カラカラ度合いによっては台所までの距離がしんどく感じることもあるでしょう。というかしんどいです。
おじさんがとった解決方法。
小型の冷蔵庫を検討してみるが…。
まずはじめに考えたのは「寝室(できれば枕元)に小型の冷蔵庫を置く」という方法です。
ビジネスホテルとかに置いてあるようなやつですね。
探してみると市販でも結構あり、ビジネスホテルのものより小さい簡易冷蔵庫やホットにも使える冷温庫なんてのもあります。
最初はこれでいこうと思ったのですが、それには色々問題点がありました。それは
- 部屋が狭くて置き場がない。
- 寝室なので音が心配。
- 妻の決裁が下りない。
ということです。
まず部屋が狭いというのは、ごく個人的な問題なのですが我が家は狭小住宅で、容積率の関係で(車もないのに)車庫付きとなっており、私の寝室である1階の居室がかなり狭くなっています。
ただ狭いだけでなく部屋の形がL字になっており、通路部分を確保しなければならないため有効スペースはさらに狭まります。
そのため今ある家具や荷物だけで精一杯で、小型とはいえさらに冷蔵庫を増やすスペースは取れないのが実情でした。
話を戻しますが、その狭い寝室に無理やり置いたとしても寝床から至近距離となってしまいますので冷蔵庫の作動音も心配です。
快適な睡眠を得るために買った冷蔵庫の音で睡眠の質が落ちてしまっては本末転倒ですからね。
そして最も重大な問題は妻の決裁です。
この話を妻に持ちかけてみたところ、
買うなら小遣いで買いなよ。
電気代も小遣いから出させるよ?全額!
と、怒涛の勢いで詰められてしまいました。
喉カラカラの苦しみは妻はまだ理解できていないようです。
かくして私は冷蔵庫の購入を諦めることになりました。
ちょっと考えたら魔法瓶で解決した。
自分用の冷蔵庫なんて要らなかったんや!
というわけで深夜早朝の喉カラカラ問題を解決してくれたのはこちらの商品です。
何の変哲もない魔法瓶です。
200mlの小型であること以外は特別なことは1つもありません。
夜寝る前にこれに氷を少し入れ、そこに作り置きの冷たいお茶を注いで枕元に置くだけです。
夜中起きたときも朝目覚めたときも、枕元の水筒に手を伸ばして少し飲めば渇きは癒え、布団から出ることもないので寝直すのも容易です。
正直これを思いついたときは冷蔵庫を検討していたことがバカバカしく感じてしまいました。
喉乾いただけで新しい冷蔵庫買おうとしてたとか狂気の沙汰だよ。
至極単純な解決法ではありますがこれは思いの外大活躍してくれまして、今では寝るときに水筒がないと不安になってしまうほどです。
氷さえ入れておけばちゃんと朝まで冷たいお茶が飲めるんですよ!
本来は夜中に喉が渇いてしまうこと自体を治すのがいいのかもしれませんが、個人的にこれは加齢によるものと諦めています。
同様に渇き自体は諦めているけど少しでも快適に眠りたいという方はぜひ枕元の水筒をお試し下さい。
毎晩ペットボトルを置いておくよりも経済的ですよ!
以上です!