投資を行う際に、必ず言われるのは「投資は余裕資金でやれ」ということと、「分散投資でリスクを軽減」ということです。
しかしこの曖昧な「余裕資金」と「分散投資」の解釈によって投資で地獄を見る人は跡を絶ちません。
結局何が「余裕資金」にあたるのか、また「分散投資」をどのようにやればいいのかについて書き進めていきますので、これから投資を始める方の一助になれば幸いでございますよ。
Contents
あなたが突っ込もうとしている「余裕資金」はどっち?
投資をする際の「余裕資金」について考えたとき、以下の2つに集約されるということが多いのではないでしょうか。
- 将来的には必要になるが当面動かす予定のない、中長期的に最悪多少目減りしてもなんとかなるお金(またはそのために定期的に拠出するお金)。
- 小遣いの範囲。
細かいことを言えば他にもあるかもしれませんが、大抵の場合はこの2つのどちらかに当てはまると思います。
そんなお金持ちの人は好きにやってください。
上の「将来必要になるお金」は、例えば子供の教育資金、マイホームの修繕資金、リタイア後の老後資金などもこれに当たります。
下の「小遣い」に関してはまさに額面通りの余裕資金で、月のお小遣いやへそくりなど、最悪ゼロになっても来月のお小遣いまで趣味や飲み会を我慢すればなんとかなるお金のことですね。
世間では似たような感じで一緒くたにされる「余裕資金」も、ちょっと掘り下げてしまえばこれほどまでに性格の違う資金に分類されてしまうわけです。
この全く違う性質の「将来のための資金」と「小遣い」を混同して投資に突っ込んでしまうことが、普通の人が投資でお先真っ暗になってしまう第一歩と言っても過言ではありません。
もしあなたがこれから投資を始めようとしているのであれば、今から投資しようとしている余裕資金がどちらに該当しているのか、そしてそのお金をどの商品に投資しようとしているかを立ち止まってよく考えてみることを強くお勧めします。
今使わないからといって、間違っても将来のための資金を仮想通貨なんかに突っ込んでしまわないよう冷静になってくださいね。
「将来のための資金」でやっていい投資は限られている。
では、具体的にどのタイプの余裕資金をどのタイプの投資商品に使えばいいのかについて書いていきます。
まず「将来のための資金」ですが、既に貯まっているお金にせよ現在貯めている最中にせよ、いずれ使う時が来るので最終的に大幅に減ってもらっては困るお金です。
ですので必然的に投資すべき商品は不確実性の低いものに限られます。
間違ってもボラティリティの高いデリバティブ商品に突っ込んでしまってはいけません。
この性格の資金を投入していい商品は、
- iDeCo
- パッシブファンド(手数料の安いインデックスファンド)
など、比較的値動きの少ない商品に限られます。
iDeCoについてはファンドの成績云々を上回る節税効果が得られますので、生活がカツカツでなければ加入しておいて損はありません。
ただし60歳まで引き出しができませんので、老後資金以外の用途として貯めているお金などとは別枠で管理するようにしてください。
iDeCoは(企業型確定拠出年金非加入のサラリーマンでは)月々最大23,000円まで拠出でき、支払がきつい場合拠出額の変更も可能(最低額5,000円)です。
もし老後資金を後回しにしなければいけない事情ができたら、早めに拠出金の減額をするなどして賢く立ち回ることが求められます。
もう1つのパッシブファンドについてですが、こちらは一般的にはインデックスファンドと大体同義で扱われることが多いです。
アクティブファンドのように貪欲に利益を求めて売り買いを行うことはせず、市場の指標(日経平均やダウ平均など)と連動した値動きを目標とするのがパッシブファンドです。
パッシブファンドが優れている点は何といっても手数料や信託報酬が安いことです。
投資が長期に渡るほど、手数料が高いファンドは手数料負けの危険性が高くなっていきます。
パッシブファンドは手数料が安いため、手数料負けの危険性を最大限排除できるというメリットがあります。
そしてもう1つのメリットは、パッシブファンドは市場全体に投資しているので、人類が進化した分だけその恩恵を受けることができることです。
個別株では、市場全体が拡大してもその企業が不振であれば利益は出ません。
銘柄を狙い撃ちするアクティブファンドでも不振企業を組み込んでいれば手数料以上の利益が出るかは怪しいところです。
つまり、やり手のアクティブファンドを探すのは好調な個別株を探すのと同じ労力が必要になるということにほかなりません。
一方のパッシブファンドでは、市場が拡大すればその分だけ恩恵に預かれ、安い手数料のおかげで目減りも少ない、というわけです。
という疑問もあるかもしれません。
もちろん不況時には評価額は下がります。
ただ個別株と違い、市場全体で見れば経済規模は長い時間をかけて拡大しています。
短期投資では話が違ってきますが、数十年~百年単位では経済は着実に成長している(日本の失われた30年を除く)のですから、それに長い時間をかけて投資していれば引き出す頃には増えている可能性のほうが高いでしょう。
もちろん引き出しのタイミングで元本が毀損する可能性はそれなりにはあるのですが、市場経済を対象にしている以上、博打のように大部分が吹っ飛ぶということはまずあり得ません。
もしそんな経済状況に陥った場合、投資はもちろん預金すらその価値を失ってしまうので将来資金どころの話ではなくなってしまいます。
このように、市場全体を投資対象とするパッシブファンドは「将来使う予定でなるべく毀損させたくないお金を、長期にわたって投資するのに適した商品」と言えるでしょう。
ハッキリ言ってしまえば、上に挙げた2つの投資以外は将来資金を投入して行う価値はありません。
これ以外の投資商品については、
- 変動が大きすぎて大部分を毀損する恐れがある。
- 手数料が高すぎて最終的に増える未来が見えない。
- 期待できる利益が小さすぎてインフレに呑み込まれる。
- そもそも詐欺か詐欺まがい。
のどれか(もしくは複数)に該当し、投資商品としての価値自体がないか、もしくは趣味のギャンブルとしての価値しかないものになります。
スポンサーリンク
分散投資とは「商品」「市場」「時間」を分散すること。
さて、余裕資金の中でも「将来のための資金」を投資に回す場合は「分散投資」が基本となります。
一般的によく知られているのは「商品の分散」や「市場の分散」です。
「商品の分散」に関してはかなり簡単な話で、一言で言えば「同じ銘柄に全部突っ込むのはよしなさい」というだけの話です。
例えば米ドルのFXに将来使う予定のある財産を全て回すというのは危険だというのはすぐに分かりますよね。
つまり資産を守りたいのであれば色んなものに投資しておくことで、どれかが下がっても他の商品がカバーしてくれたり、値動きの少ない商品が価値を下支えしてくれることを期待するものです。
具体的には、「株」「先進国債券」「不動産」「コモディティ(主にゴールド)」のファンドに資金を分散する感じになります。
不動産とゴールドは現物ではなくファンドです。念の為。
「市場の分散」というのは簡単に言うと、パッシブファンド(個別株でもそうですが)に投資する際に投資対象の国を広げようということです。
例えばこの30年で日本の市場はほとんど成長していないどころか、バブル時の高値を未だ超えられずにいます。
一方でアメリカの市場ではこの30年で規模は12倍以上になっています。
新興国などではそれ以上の成長をした国もあるでしょう。
これは30年間日本株だけにこだわって投資してきた人と、外国株を含めて投資してきた人では運用成績に雲泥の差があることを意味しています。
ですので、特にインデックスファンドを中心に投資を行う際には、日本市場だけでなく世界中の市場に分散して投資をすることが重要です。
そして分散投資のもう一つは「時間の分散」です。
いかに市場の分散を行ってリスクを軽減したとしても、たまに起こってしまうのが「世界的な不景気」です。
最近ではリーマンショックやサブプライムなどがこれに当たりますが、こういった状況では世界中の投資商品が値を下げるという地獄のような市況になります。
このリスクをなるべく排除するために行うことが「時間の分散」であり、具体的には、今ある手持ち資金をいっぺんに投資に回すのではなく、
- 一定額を
- 複数回に分けて
- 定期的に
- 長期で
投資するというやり方です。
例えば今500万円の将来資金があるとします。
今これを全て世界中のインデックスファンドにつぎ込んだとして、直後に世界恐慌が来てしまったらどうなるでしょうか?
インデックスファンドですから人類の進化に合わせていずれは値を戻すでしょうが、その資金が必要になったときに必要な金額まで値を戻していない可能性がそれなりに高いです。
それを避けるために、その500万円を毎月末(定期的に)に5万円(定額)ずつ(複数回)、約8年(長期)に分散して投資に回したとします。
仮にやり始めて半年後に暴落が起こったとしてもその影響を受けるのは既に投資に回った30万円分のみで、残りの470万円の価値は毀損されずに済みます。
そして暴落が起こっているので次の購入時には同じ5万円でより多くの口数を買うことができます。
つまり、全額を買ってしまった人にとって暴落は絶望しかありませんが、定期に積立で買っている人にとっては暴落は取得単価を下げるチャンスでもあるのです。
これがよく言われている「ドルコスト平均法」のからくりです。
これを長期やっていれば、仮にスタートしたときより市況が悪くても全体の価値としては500万円を上回る、または必要なときまでに近い評価額まで戻る可能性がグッと高くなるわけですね。
あくまでもリスクを抑えて着実に増やすのが目的だから。
ちなみに例で挙げた8年間では長期投資と言うには少し短いです。
現実的には今ある500万円を5万円ずつ取り崩しつつ、月々の収入から3万円くらいを投資の原資としてストックしていくのがいいでしょう。
そうすれば約20年間は月々5万円の定額投資が可能です。
そのへんは個々の状況と相談しながら投資金額を決めてみてください。
今あるお金を一気に投資に回すことはやめたほうがいいです。
最初のうちは遊んでいるお金が多くてヤキモキすると思いますが、積立におけるドルコスト平均法の効果は後からじわじわ効いてくるはずですよ。
もちろん市況によっては初期に一括で投資したほうが成績がいいパターンも普通にあり得ます。
しかしこの積立で行う方法は、
- 市況の上下の影響を極力排除して
- 配当の再投資や
- 市場の成長の恩恵に預かる
ことを目的とするものだと思ってください。
目先の市況でのリターンを目的とするのは将来資金でなく小遣いで狙うものと思ってくださいね。
- 将来資金を守りながら運用するため「分散投資」は必須。
- 分散投資とは「商品」「市場」「時間」を分散するということ。
- 商品は「株式」だけでなく「債券」「不動産」「ゴールド」などにも割り振る。
- 市場は日本だけでなく「米国」「米以外の先進国」「新興国」に割り振る。
- 今ある将来資金を今一括ではなく、長期に渡り定額、定期的に積み立てる。
- 市況に一喜一憂する投資は将来資金ではなく小遣いで行おう。
スポンサーリンク
iDeCoは時間の分散は勝手にやってくれる。
あとは商品をどう分散するかの勝負。
先に少し触れた「iDeCo」ですが、これは毎月の積立という性格上、既に「時間の分散」についてはクリアしています。
ですので我々が考えるべきは、「積立原資をどういう市場と商品に分散するか」ということになります。
iDeCoでは積立の金額を1%単位で複数の投資商品(主に投資信託)に振り分けることができます。
これをどう分散するかで成績が変わってくるわけですね。
iDeCoの商品ラインナップはざっくり下記のパターンに分けられます。
- 株式のアクティブファンド
- 大まかに市場を分けた株式インデックスファンド
- 債券ファンド
- 不動産ファンド
- 商品(主にゴールド)のファンド
- 定期預金
この中でまず、アクティブファンドは手数料(信託報酬)が高く、市況が良くても成績次第で手数料負けする可能性が高いため、将来資金の運用にはあまり向いていません。
そして最後にある定期預金は利率が低すぎて手数料負けが確定する上、インフレリスクに全く対応できないためおすすめすることはできません。
残りの投資商品で資金を配分することになるのですが、個人的なおすすめは
- 株式インデックスファンド 60~70%
- 債券ファンド 5~10%
- 不動産ファンド 10~15%
- 商品ファンド 10~15%
で配分する感じです。
債券は現状利回りもそれほど高くないので収益はあまり期待できません。
しかし債券価格は株式と逆の動きをすることが多いため、株式の市況が悪い時期に全体の評価額を下支えしてくれるという側面があります。
債券ファンドをメインにするのはお勧めしませんが、評価額の欠損リスクを気にする場合はある程度組み込んでおくと安心できます。
また、不動産ファンド(REIT)やゴールドファンドに少し散らしておくことでも市場の下落リスクへの備えになります。
ただしこれらの投資商品も、手数料や信託報酬の安いインデックスファンドまたはそれに準じたものを選ぶようにしましょう。
あまりないとは思いますが商品ファンドとかのアクティブファンドは避けましょう。
そして大部分を占める株式インデックスファンドですが、これは更に市場ごとに資金を分散させる必要があります。
先にも少し書いたとおり、仮に30年前に日本市場のインデックスファンドにすべて回していたらほとんど利益は出ていないという結果からもご理解いただけるかと思います。
こちらの個人的なおすすめは、株式インデックスファンドの中の配分として
- 米国株 35~40%
- 先進国株(米除く) 35~40%
- 新興国株 30~35%
といった感じです。
まあ1:1:1でも特に問題はありませんが、新興国や途上国では経済危機やデフォルトなどのリスクもありますので若干少なめにしておくと精神衛生上いいかと思いますよ。
全体で考えた場合、
- 米国株 25~35%
- 先進国株(米除く) 25~35%
- 新興国株 20~30%
- 不動産 10~15%
- ゴールド 10~15%
必勝ポートフォリオとかではないので誤解のないようお願いしますね。
ちなみに私のiDeCoの配分は
こんな感じです。
大まかに見ると
- 全世界株インデックスファンド 20%
- 米国株インデックスファンド 10%
- 国内株インデックスファンド 5%
- 新興国株インデックスファンド 15%
- 国内債券インデックスファンド 5%
- 海外先進国債券インデックスファンド 10%
- 新興国債券インデックスファンド 5%
- 国内不動産インデックスファンド 5%
- 海外不動産インデックスファンド 10%
- ゴールドファンド 10%
- 海外アジアアクティブファンド 5%
といった感じです。
全世界株式ファンドは日本株も含むので日本株の5%は削って他に回してもいいかなーとか考えています。
ちなみに私はiDeCoをSBI証券で行っています。
総じて都銀や大手証券会社と比べてネット証券のほうが手数料が安いので、特にこだわりがなければネット証券でiDeCoを始めるのがおすすめです。
中でも楽天証券、SBI証券、松井証券あたりはファンドのラインナップも良さげなのが揃っているため、決めかねているのであればこのあたりのどれかがいいと思いますよ。
ちなみに一度決めた金融機関を変更する場合は、手続きが面倒なのと4,000円以上の手数料が必要になることが多いです。
最初の入口を義理で選んで損しないよう気をつけて選びましょうね。
私はiDeCoをSBI証券、NISAを楽天証券でやっていますが、使ってみた感じだと楽天証券のほうがわかりやすくて使いやすいです。
楽天証券はヴァンガードのインデックスファンド(楽天VTIなど)を独自ブランドで取り扱っていたり楽天カードでポイントを得ながら積立ができたりなかなか便利です。
楽天VTIは松井証券でも取扱いがありますので、「楽天経済圏にどっぷり浸かるのはちょっと…。」という方は松井証券で楽天VTIを買うのもありかも知れませんね。
※楽天証券とSBI証券のバナーがないのは単純にリンクの提携申請が通っていないからです。
松井証券をえこひいきしているわけではありません。
提携申請が通ったらちゃんと貼りますよ…。
ちなみに少し触れたiDeCoの節税効果についてですが、
iDeCoに拠出した掛け金は全額所得控除の対象になります。
所得金額によって税率は異なりますが、一般的なサラリーマンでは概ね掛け金の10~23%の所得税と10%の地方税が安くなります。
フルで支払った場合だと年間50,000円~90,000円くらいになる計算ですね。
ただし住宅ローン控除などを使っていて元々税金が安い場合などは、最大の恩恵を受けられないこともあり、また計算の結果税額がマイナスになってもお金がもらえるわけではないのでご注意くださいね。
「小遣いの範囲」とは「小遣いの残り」のこと。
長くなりましたが、ここまで「余裕資金」のうち「今はとりあえず使わないが将来使う予定のある資金」を投資するやり方について書いてきました。
ではもう1つの「小遣いの範囲」の投資の仕方について述べてみようかと思います。
基本的に「小遣いの範囲」というのは趣味や飲み代に消えていくお金ですので、投資であろうと投機であろうと何に投資しても生活に支障は出ません。
ただし気をつけなければいけないことは、
「小遣いの範囲=小遣い全額 ではない。」
ということです。
特にボラティリティの高い投機商品を投資対象として選ぶ場合、元手の資金がゼロ(最悪マイナス)になる可能性があるわけです。
小遣いの額には限りがあり、もちろん投資以外に使う用途もあるでしょう。
例えば月3万円のお小遣いが支給された瞬間にそれを投資に回し、負けに負けてほとんどゼロになったとします。
それでは趣味や飲み代が出ないとなって飲み代を家計から捻出してしまってはそれはもう余裕資金ではなく生活資金を投資に回しているのと同義になってしまいます。
また、生活資金に手を付けないとしても、投資商品を買ったあとに小遣いが足りないとすぐに現金化してしまっては、売りどきを自分で選べないので機会損失も甚大になります。
ですので小遣いで投資(投機)を行う際には、月の小遣いをそのまま投資に突っ込むようなことはせず「先月までのお小遣いの残りで行う」ことを徹底してください。
また、元手がゼロを飛び越えて追証が必要になるような高レバレッジをかけずに調整することもやっておくといいでしょう。
レバレッジについてよくわからんという方はこちらの記事で少し解説していますのでよろしければご参照ください。
スポンサーリンク
投資における余裕資金の話まとめ。
- 余裕資金には「将来資金」と「小遣い」の2つの意味があり、取り違えると後で詰む。
- 「将来資金」の運用に耐えうる金融商品は限られている。
- 将来資金は分散投資でリスクを低減。
- 分散投資とは「商品」「市場」「時間」の3つを分散させること。
- iDeCoは将来資金の運用条件をほぼ満たしており節税もできる。
- iDeCo以外で将来資金を運用する場合はインデックスファンドの分散投資が基本。
- 時間の分散は「定期的」に「定額」を「長期間」にわたって行う。
- 小遣いの範囲で投資する分にはある程度幅が広がる。
- ただし、元金以上の損失が出ることのないようレバレッジ調整はちゃんとしよう。
- 生活費に手を付けないよう、趣味雑費を差し引いた「小遣いの残り」でやる。
こんな感じです。
ついでのはずのiDeCoの話がやたら長くなってしまいましたが、余裕資金と分散投資のイメージはある程度お伝えできたんじゃないかと思います。
この記事を読んでくれた方は、余裕資金と分散投資を曲解してボラティリティの高い投資商品に将来資金を突っ込むようなことはこの先しないでくれるはずです。
私はギャンブル好きですが、投資とギャンブルは全く別のものとして扱わなくてはいずれ身を滅ぼしますので、余裕資金の解釈だけでもきっちりと覚えておいていただければ幸いでございますよ。
以上です!